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Co-program2024 ルサンチカ『更地』「家について」のインタビューに答えてくれる方を募集します!
- 投稿日
- 2024年8月10日
- 更新日
- 2024年8月24日
- カテゴリ
- 募集情報
Co-program 2024 カテゴリーA採択企画 ルサンチカ『更地』のクリエイションに際してインタビューに答えてくれる方を募集します。
また、『更地』プレ企画の出演者も募集しています。
下記のメッセージをご確認のうえ、ぜひご応募ください!!
この度ルサンチカではあなたの遺影を撮影させていただきます。代わりに、あなたの家の写真を見せてください。あなたが生きていくための場所と交換に、あなたが死ぬ時のための表情を記録します。
ルサンチカでは2025年に太田省吾作『更地』の上演を、京都芸術センターにて予定しています。そのための準備として2024年12月、京都芸術センターで『まさらまち』を開催します。これはルサンチカがこれまで製作してきたインタビューをベースとした舞台作品の新作です。不特定多数の人にインタビューを行い、その言葉をコラージュしてテキストを作成し、出演者に手渡す。出演者には観客に対して、言葉を伝えてもらう。そんなふうに作品を立ち上げていきます。『更地』は、初老の夫婦にみえる二人が彼女らが住んでいたであろう家の跡地と思われる場所で過去を振り返る物語。そこで、私たちは「家と付随する生活について」インタビューを行うことにしました。帰ってくる場所、生活の基盤、セーブ場所、出ていく場所、
そんな「家」についての話をたくさん集めて、この街のマップを作ってみます。
あなたの家をこのマップ上にピン付けさせてください。
あなたの家の(今住んでいなくても)好きな場所の写真と、その場所の話を聞かせてください。よかったら、間取りや日当たりの話も。 どんなふうにそこで暮らしていて、暮らせていないかも話せたら良いなと思っています。
『更地』で夫婦の家は跡形もなくまっさらにされてしまっています。研究者の中にはゴジラが踏み荒らした後の土地なんだという人や、戦争で更地にされてしまったのだという人たちがいます。とにかく何かしらの望まない力のせいで家が失われたのです。
それは現代でも起こりうると私たちは考えています。現在も世界中で続く戦争と、これから私たちに降りかかる争いの対策のために、
遺影の撮影会を行うことにしました。
あなたの遺影は死後2、30年は仏壇に飾られたり、本棚の上に置かれたりすると思います。多くの人が最後に目にするあなたの「姿」になるでしょう。その写真にあなたがみてほしいものは何なのか考えることは、自分が死んだ後のことを考えることにつながるのじゃないかなと画策しています。とっておきの一張羅でも、着慣れたTシャツでも、寝起きでも構いません。あなたの顔を収めさせてください。
ちょっといいカメラで写真を撮ってもらえるラッキーくらいの気持ちで来てもらえたら嬉しいです。難しい話はひとつもしません。約束します。私たちもわかりませんので。あなたの家に出るヤモリの数は知りたいです。
よかったら私の家の話も聞いてください。
インタビュー詳細・参加方法
実施期間 2024年8月19日~25日
10~20時までのうち1時間 (19日のみ14時から)
※25日の申し込み受付は終了しました(8月19日追記)
開催場所 京都芸術センター ミーティングルーム2
参加方法 事前予約/飛び込みも大歓迎
予約方法
webフォーム(https://forms.gle/o5iF6aESQFBSD34n8)よりお申し込みください。
確認次第、担当者よりお返事いたします。
*返信を以て受付完了といたします。3日以内に返信がない場合、ルサンチカもしくは京都芸術センター(担当:原田・谷)までお問い合わせください。
*webフォームが使用できない方は、お電話(075-213-1000、京都芸術センター 原田・谷)にてご連絡ください。
*インタビューの内容は音声にて記録します。インタビュー内容および撮影した写真の一部を、本企画の広報もしくは上演に使用する場合があります。詳細はインタビュー時にご説明いたします。
*撮影させていただいた写真は、撮影日から一週間程度を目安にデータにしてメールで送らせていただきます。