SCROLL

募集締切

キュレータードラフト2017 展覧会企画を募集!

投稿日
2016年4月20日
更新日
2016年4月20日
カテゴリ
募集情報

「キュレータードラフト2017」では、若手キュレーターによる展覧会の企画案を募集します。これまで開催してきた公募企画「展覧会ドラフト」をリニューアルした「キュレータードラフト」では、若いキュレーターに企画の場と機会を提供することで、新たな可能性の創出を探ります。「キュレーション」「キュレーター」という言葉がさまざまに用いられる現在において、選抜者は、実際に展覧会を遂行することでしか獲得できない「キュレーション」の経験を得ることになるでしょう。
小学校を改修した独特な建物の京都芸術センター内の2つのギャラリーを活用した、実験的・意欲的な企画を募集します。

募集要項と応募用紙を下記よりダウンロードし、京都芸術センター「キュレータードラフト2017」係まで郵送または持参してください。

今年度は、笹原晃平さんによる展覧会企画『スポンテイニアス・ビューティー -作家のいない展覧会-』が入選しました!
詳細はこちらをご覧ください。

募集内容

若手キュレーターによる京都芸術センターのギャラリー北・南の空間を活用した意欲的な展覧会企画。
審査により入選者1名(組)を決定。

応募条件

・キュレーターの年齢・国籍・居住地不問。出展作品のジャンル・形式は自由。
・入選した場合、展覧会の準備、開催および撤去に至るまで責任をもって遂行できること。
・京都芸術センターとの連絡が円滑にとれること。
1 受付開始    2016年5月20日(金)
2 募集締切    2016年6月6日(月)必着(郵送または持参、持参の場合は20時まで)
※受付は終了しました
3 審査      [一次審査] 書類審査 [二次審査] 面談(2016年6月下旬)
4 結果通知    [一次審査結果] 2016年6月中旬(応募者全員に書面にて通知)
※二次審査日程は一次通過者に通知
5 展覧会開催日程 2017年2月~3月の約1ヶ月間

支援内容

1 展覧会制作費として70万円(諸税を含む)を支給。(作品制作、運搬、借用、交通費、広報物制作、関連企画の実施等にかかる費用を含む)
2 キュレーターフィー及び展覧会実現のために自由に使える費用として20万円(諸税を含む)を支給。(用途不問)
3 展覧会会場として京都芸術センターのギャラリー北・南を提供。(搬入出期間を含む/その他の会場使用に関しては入選後調整のうえ決定)
4 審査員(アドバイザー)によるアドバイス
5 京都芸術センターによる展覧会実現までのサポート
6 広報及び宣伝協力(京都芸術センターホームページへの情報掲載、プレスリリース送付等)
7 監視スタッフの手配及び費用負担

関連企画

トークイベント「展覧会の作り方:キュレーションが伝えること」
日時:5 月29日(日)14:00-15:30 ※入場無料・申込不要
会場:ギャラリー南
出演:難波祐子(審査員 / キュレーター)
ファシリテーター:原久子(アートプロデューサー / 大阪電気通信大学 教授)
トークイベント終了後、応募を検討されている方を対象に、会場下見や応募に関する質疑応答を行います。(30分程度)

審査員プロフィール 難波祐子(なんばさちこ)


photo:Kenichi Aikawa
キュレーター。東京都現代美術館学芸員を経て、展覧会などの企画運営を行うI plus N を設立。著書に『現代美術キュレーター・ハンドブック』、『現代美術キュレーターという仕事』(ともに青弓社)。企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010)、「呼吸する環礁ーモルディブ-日本現代美術展」(モルディブ国立美術館、マレ、2012)など。札幌国際芸術祭2014 プロジェクト・マネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014 キュレーター、「“TOKYO” ー見えない都市を見せる」共同キュレーター(東京都現代美術館、2015)。

審査員からの一言

面白い企画、良い展覧会とはどのようなものでしょうか?「キュレーター」や「キュレーション」の仕事には、王道はありません。でもその魅力も難しさも、まずは展覧会を企画してみなければわかりません。失敗を恐れずに自分の信じた企画をぶつけてみませんか?京都芸術センターの「キュレータードラフト」が、その最初の一歩を踏み出すきっかけになることを祈りつつ、審査する側が困ってしまうような斬新な企画、型破りな提案をお待ちしています。

応募方法

1 受付期間 2016年5月20日(金)― 6月6日(月)必着(郵送または持参。持参の場合は20時まで)
※受付は終了しました

2 応募方法
  上記の期間に①応募用紙、②企画書(必須・様式自由)、③予算書(必須・様式自由)を京都芸術センターへ送付してください。
  ①応募用紙は、京都芸術センターで配布しています。
  また、京都芸術センターのウェブサイト(http://dev.kac-old.bankto.co.jp/)からダウンロードできます。
  ②企画書は、上記の応募用紙とは区別し、以下の内容についてA4 用紙4 枚以内にまとめてください。(両面不可・様式自由)
  ・展覧会企画趣旨
  ・出展予定作家・作品案等
  ・出展作家の詳細
  ・会期中の関連企画案(トークイベント等)
  ③予算書
  収支を記載した予算書をA4用紙1枚にまとめてください。(両面不可・様式自由)
  京都芸術センターからの支援は以下の通りです。
  ・展覧会制作費70万円(必ず収入に含めてください)
  ※作品制作、運搬、借用、交通費、広報物作成、関連企画の実施等にかかる費用を含みます
  ・キュレーターフィー及び展覧会に自由に使える費用として20万円(必ずしも収入に含める必要はありません)
  ・監視人員の手配・費用は京都芸術センターが負担します。
  ※入場料収入は含めないでください(展覧会は入場無料。関連企画は有料可)
  ※制作費及びキュレーターフィーには諸税が含まれます

3 提出先  〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
       京都芸術センター「キュレータードラフト2017」係
  問合せ  TEL:075-213-1000
       FAX:075-213-1004
       E-mail:info@kac.or.jp URL:http://dev.kac-old.bankto.co.jp/

注意事項

・展覧会会期中、京都芸術センターが管理するプロジェクター・DVD デッキなどの映像機材及び展示台は一部使用可能(入選後調整のうえ決定)。
・展覧会実施に伴う費用が制作費補助額を上回る場合は、応募者の自己負担となります。
・展覧会の設営に必要な人員および人件費に関しては、プランおよび予算に含めてください。
・入選後、企画が著しく異なる場合や危険性を伴う場合等は開催をお断り、あるいは変更をお願いすることがあります。