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アートマネージメント研修プログラム2016~古典芸能編~
- 投稿日
- 2016年10月28日
- 更新日
- 2016年10月28日
- カテゴリ
- 募集情報
1.趣旨
多領域にわたる文化・芸術の意義や必要性を理解し、多様な切り口で作品を企画・運営するための人材を育成することを目的とした研修プログラムです。
初回となる今回は、古典芸能に焦点を絞り、能楽、茶道、いけばなについての講座、ワークショップ、また、演者、制作者、鑑賞者それぞれの立場から複眼的に考えるディスカッションの機会を設けます。普段疑問に思っていることや、古典芸能に関する意見を率直に交換できる場となることを目指しています。
主催:京都芸術センター
平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
2.開催期間及び会場
期間:2016年11月30日(水)~12月3日(土)
※一部のみの参加も可
会場:京都芸術センター
※12月2日は有斐斎弘道館(京都市上京区元土御門町)に移動あり
3. 受講対象
全国の美術館、博物館、劇場等文化施設に勤務する担当職員、制作者、研究者、あるいはアートマネージメントを学んでいる人
4. 受講人数
20名程度
※参加無料
5.研修内容及び日程
2016年11月30日(水)
12:30 受付
13:00-13:30 オリエンテーション
13:30-14:00 京都芸術センターの取り組みについて紹介
14:00-15:00 能楽講義(講師:宇高竜成)
15:15-16:15 能楽WS
16:30-18:00 ディスカッション(テーマ「なぜ古典芸能は敷居が高いのか」)
12月1日(木)
13:00-14:30 講義(講師:衛紀生)
15:00-16:30 ディスカッション(テーマ「アーティストと施設の関係」)
※オプション(任意) 20:00-22:00 ART GRID KYOTOサロン
12月2日(金)
12:00-12:20 オリエンテーション
13:00-14:30 茶道体験(講師:太田宗達)
13:30-15:00 茶道講義
15:30-17:00 ディスカッション(テーマ「茶会=ブリコラージュ+数寄」)
※オプション(任意) 19:00-20:30 市民狂言会鑑賞
12月3日(土)
11:00-11:30 いけばな講座(講師:中野天心)
12:30-15:00 いけばな体験&ディスカッション
※オプション(任意) 15:00-16:30 継ぐこと伝えること57 「浪曲×ブルース」鑑賞
17:00-18:00 総括
6. 修了証書の交付
全ての課程を履修したものに、修了書を交付する。
7. 申込み
参加希望者は、申込書に記入し、2016年11月25日(金)[必着]までに、郵送又はE-mailにて申し込むこと。参加通知については、電話またはE-mailにて連絡する。
8. 経費等
参加無料
※研修会に要する旅費、滞在費等は受講者側の負担とする。
※宿泊所のあっせんはしない。
9. その他
日程の細部は都合により変更する場合がある。
10. 申込み先、問合せ先
京都芸術センター アートマネージメント研修プログラム係
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp
WEB:dev.kac-old.bankto.co.jp
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講師プロフィール
能楽:宇高竜成(うだか たつしげ)
能楽師シテ方金剛流。1981年生まれ。二十六世金剛流宗家・金剛永謹、及び父・宇高通成に師事。初舞台は3歳。子方時代を経て、プロの能楽師となる。舞台活動の傍ら、初心者にもわかりやすく楽しめる「能楽ワークショップ」を企画し、パリ、韓国、アメリカなど海外でもワークショップを行う。2015年より自主公演「竜成の会」を主催。現在京都を中心に活動中。
衛紀生(えい きせい)
県立宮城大学事業構想学部・大学院研究科教授、2007年4月より可児市文化創造センター館長兼劇場総監督。早稲田大学中退後、虫プロダクション企画演出課に勤務。ほぼ同時に演劇批評家として雑誌『新劇』等に連載を始める。70年代後半、山崎哲、渡辺えり子、 北村 想、竹内銃一郎らをいち早く評価して「第三世代」のネーミングマスターとなる。80年代後半からBSエンターテイメント・ニュースの演劇キャスターを務め、93年に地域演劇の振興と演劇環境の整備を目的に舞台芸術環境フォーラムを設立。現在、文化庁や芸術文化振興基金の専門委員、金沢市民芸術村、長岡芸術文化振興財団などでアドバイザーを務め、各地の自治体で文化行政アドバイザーとして活躍する一方、歌舞伎・演劇評論家として、読売演劇大賞などの審査委員を務める。
茶会:太田宗達(おおた そうたつ)
公益財団法人 有斐斎 弘道館 代表理事。有職菓子御調進所 老松 主人、茶人、工学博士。同志社大学特別講師/立命館大学非常勤講師。江戸時代の学問所址である「有斐斎 弘道館」をベースに、国内はもとより海外でも話題になる茶会を数多く開く。NHK「きょうの料理」「ようこそ先輩」「美の壷」など出演多数。著書に「懐石と菓子」「茶道の基本」「源氏物語の菓子」「京の花街〜ひと・わざ・まち」(共著・日本評論社)「DVDで手ほどき茶道のきほん」(メイツ出版)ほか。
いけばな:中野天心(なかの てんしん)
華道本能寺盛美学園 若宗匠、株式会社ECLAT CEO。18歳から花の勉強を始め、独学で色彩学を学び、花の修行を積んだ後、1999年クリエイティブフラワースクール「HANA-SPACE」を設立。1995年文化親善大使としてイタリアへ、2000年いけばなインターナショナルのメインデモンストレーターとしてインドへ、2001年文化親善大使としてウクライナへ渡る。森田恭通、鄭秀和、安藤忠雄、三島悟、小林敏哉といった建築・インテリアデザイナーや、グラフィックデザイナー山城滋、総合プロデューサー尾谷憲一らとともに店舗づくりに携わる。2004年日本ディスプレイデザイン賞入選。2005年4月株式会社ECLATを設立、FLOWER SHOP白庵-BAIAN-をOPEN。2007年9月DINING華山-HANA-YAMA-をOPEN。店舗の花のプロデュース、盆栽、坪庭の制作から、企業の人材開発・ショップデザイン及びマンションデザイン、プロモーション、ブランディングなど幅広く手掛ける。2015年京都市芸術文化協会新人賞受賞。