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ニュイ・ブランシュKYOTO 2024 「偶然性の美学—Life is what happens to you while you are busy making other plans」

ニュイ・ブランシュ KYOTO

ジャンル
その他/工芸/建築・デザイン/美術
カテゴリー
その他/トーク/交流会・パーティー・サロン/展覧会/茶会
開催日時
2024年9月11日(水)~2024年10月27日(日)
会場
京都芸術センター ギャラリー南(9月11日〔水〕~9月23日〔月〕)/和室「明倫」(9月26日〔木〕~10月27日〔金〕)
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
ニュイ・ブランシュKYOTO 2024 「偶然性の美学—Life is what happens to you while you are busy making other plans」

アーティストや職人は、偶然性と「交渉」している。

本展でリアルタイムに制作される作品は、アーティストや職人たちのそうした特質を物語っています。素材の性質、自らの魂、経年変化、アクシデント、コンテクストの変容、生の予測不可能性——そうしたものたちとめぐり逢う喜びを、アーティストや職人たちは見せてくれるのです。

本展は、「Transmission(継承)」をテーマとする「ニュイ・ブランシュKYOTO 2024」の一環として、アーティスト、職人、キュレーターがコラボレーションする展覧会です。アーティストがキュレーターに作品制作の指示を出し、日本の職人がそのノウハウを伝授します。

本展では、会期中、トークやパフォーマンス、アクティビティ、茶会、レセプションなど、様々なプログラムを実施します。ぜひご参加ください。

©Fabiola Burgos

関連イベント

①アーティスト、職人によるトークイベント
本展キュレーターのセバスチャン・プリュオと協力アーティスト・職人によるトークを実施。

日 時:2024年9月28日(土)15:00~17:00、10月5日(土)13:30~15:30
会 場:京都芸術センター 和室「明倫」
参加費:無料
申込不要。直接会場までお越しください。

<9月28日(土)のプログラム>
時間:15:00~17:00
進行:セバスチャン・プリュオ
ゲスト:
カティンカ・ボック「身体における偶然性の表象について」
ファビオラ・ブルゴス・ラブラ「『他律の美学』としての作ること・生きること」
※ゲストはいずれもオンライン参加
※仏日逐次通訳つき

<10月5日(土)のプログラム>
時間:13:30~15:30
進行:セバスチャン・プリュオ
ゲスト:
戸田蓉子
木内俊克
※英日逐次通訳つき

※いずれも申込不要。時間までに現地にお越しください。

②明倫茶会「耳茶会」
本展キュレーターと茶道家・佐保山宗美、漆作家・戸田蓉子とのコラボレーションによる茶会。

日 時:2024年9月23日(月・祝) 第一席 15:00-(定員に達しました) / 第二席 17:00- / 第三席 19:00-
会 場:京都芸術センター 和室「明倫」
定 員:各席10名
参加費:無料
要申込:https://forms.gle/RVEdMaKXkGCunZVU7

③ディナー「まつ茸や しらぬ木の葉の へばりつく」
本展キュレーターと京都の関西日仏学館1Fにある「レ・ドゥ・ギャルソン ア ランスティチュ」とコラボレーションによるディナー。京都からパリまでの道のりを、9つの異なるラビオリ・餃子類のレシピを味わいながら旅する「味覚による旅」をご体験いただけます。

日 時:2024年10月10日(木)18:00~21:00
会 場:関西日仏学館
定 員:30名
参加費:6,300円
要予約:
予約方法は、下記のレストランに直接ご連絡ください。
店名:レ・ドゥ・ギャルソン ア ランスティチュ
メール:auxdeuxgarconsinstitut@gmail.com
Tel: 075-761-2180

提供されるメニューなどはこちらをご覧ください。

KYOTO MATERIAL YARD関連トーク「古材とデジタルのアッサンブラージュ」
情報の集積体としての建築を、新しい手法で読み解き、持続可能性を模索するー。近年建築業界で注目を集める古材を含むリユース材の活用に、コンピュテーショナルデザインを取り入れ、既存の建築や都市の作り方そのものにアプローチを続ける木内俊克さんにお話をうかがいます。

日時:2024年9月22日(日)15:00〜16:00
会場:京都芸術センター大広間
講師:木内俊克(建築家/京都工芸繊維大学 未来デザイン工学機構特任准教授)
進行:西田祥子(京都芸術センター)
事前申込不要・無料

アーティスト/職人

ウィリアム・アナスタージ、カティンカ・ボック、メル・ボックナー、ファビオラ・ブルゴス・ラブラ、マーク・ジェフリオ、ダヴィド・ホーヴィッツ、トニー・ジュアノー、エヴァ・ジョスパン、木内俊克、ジェラルディーヌ・ロングヴィル、アリアンヌ・ミシェル、miura mai(moss studio)、森久杜志、ポーリン・オリヴェロス、斎藤アンドリュウ壮、ヤン・セランドゥール、佐保山宗美、塩見允枝子、戸田蓉子、兼子雄飛

キュレーター

セバスチャン・プリュオ

展示デザイン

木内俊克、京都工芸繊維大学Adaptive Design & Assembly Systemスタジオ


主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

共催:関西日仏学館、ヴィラ九条山

協力・後援:アニエスベー、Galerie Jocelyn Wolff、京都工芸繊維大学、シャトー・ド・モンフラン

問合せ先

京都芸術センター 
TEL: 075-213-1000
E-mail: event@kac.or.jp

基本情報

日時

2024年9月11日(水)~2024年10月27日(日)

※9月28日(土)はニュイ・ブランシュKYOTOのオープニングのため、21:00まで開館
※9月24日(火)、25日(水)は展示替えのため休廊
料金 無料
会場 京都芸術センター ギャラリー南(9月11日〔水〕~9月23日〔月〕)/和室「明倫」(9月26日〔木〕~10月27日〔金〕)

プロフィール

セバスチャン・プリュオ

セバスチャン・プリュオは美術史家、研究者にしてインディペンデント・キュレーター。また、国立高等美術デザイン学院TALM(ESAD TALM)とパリ・セルジー国立高等美術学院(ENSAPC)の共同プログラム《Art by Translation》の共同ディレクターも務めています。アリソン・ノウルズ、メル・ボックナーやクリストファー・ダルカンジェロの作品を巡る数多くの展覧会やシンポジウムの企画に携わったほか、「Art by Telephone – Recalled」「Time Capsules 2045」「The Intolerable Straight Line」「Dernières nouvelles de l’Ether/エーテルの最新ニュース」「Une lettre arrive toujours à destinations/1通の手紙はいつも複数の宛先に届く」「Double Bind」「Arrêtez d’essayer de me comprendre/私を理解しようとするのはやめてください」などのグループ展のキュレーターも務めてきました。また、客員教員としてバーナード・カレッジ、カリフォルニア芸術大学(CalArts)、ニューヨーク市立大学(CUNY)、テラ財団サマー・レジデンシー、サンフランシスコ芸術大学(SFAI)、ソルボンヌ大学で講義を行ったほか、コロンビア大学、フロリダ大学、ニューヨーク大学(NYU)、プリンストン大学、現代アートセンター《RedCat》、ロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)、ポンピドゥー・センター、ジュ・ド・ポーム国立美術館、フランス国立美術史研究院(INHA)、ジュネーブ造形芸術大学(HEAD)などで講演会の企画や講演を行なっています。現在、セバスチャン・プリュオは美術史研究機関《アンドレ・シャステル・センター》の研究員(博士課程)、ブリュッセルの高等美術研究院(HISK)の2023年度プログラムのコミッショナー、そしてパリの宇宙素粒子・宇宙物理学センターのレジデント研究員を務めています。

木内俊克(きうち・としかつ)

京都工芸繊維大学 未来デザイン工学機構 特任准教授。SUNAKI共同代表。専門は建築設計、デジタル・ファブリケーションを軸に、建築・都市分野における情報学的領域全般。主な作品に、都市の残余空間をパブリックスペース化した砂山太一・山田橋との協働による「オブジェクトディスコ」や、デジタルを介した解体・既存資材活用を試みた空き家改修「新建築社 小豆島ハウス」。主な活動に第17回・19回ヴェネチアビエンナーレ国際建築展日本館展示参加など。