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KAC Curatorial Research Program vol.01_青木彬 パブリックミーティング「ローカリティと場所づくり」
- ジャンル
- 美術
- カテゴリー
- トーク
- 開催日時
- 2018年5月20日(日)
- 会場
- 京都芸術センター ミーティングルーム2
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
関西圏外を拠点に活動する若手キュレーターが、京都のローカルな問題と出会うことで、新たな視点でキュレーションを実践するプログラムを始動します!
都市における分散型アートコンプレックスに関心を持って活動する青木は、リサーチテーマとして「生きる術としてのアート」を挙げ、人々の生活圏と結びついた思考から展覧会の構成を試みます。リサーチ期間中は、アーティストへのビジットだけでなく、アートマネジメントの現場で活動するプレーヤーとの交流を通して、アートにおける京都の地域性を掘り下げながら、新たなネットワークを形成します。
5月20日(日)より始まる第一回目のリサーチに際し、「ローカリティと場所づくり」をテーマに、青木と京都で活動する若手企画者をスピーカーに迎えたパブリック・ミーティングを開催します。自身でもオルタナティブ・スペース「spiid」を運営する青木の活動を紹介しながら、現時点での展覧会プランをもとに、京都におけるアートシーンについて情報交換を行います。ギャラリーや美術館以外での活動が当然となってきた現代において、アートは地域にとってどうあるべきなのでしょうか。それぞれアートにおける「場所」に深く関わってきたスピーカーから、自身の経験を交えて率直にお話しを聞くとともに、京都に今足りないものは一体何なのかを考えます。
- 日時
-
2018年5月20日 (日)
15:00~16:30 - 会場
- 京都芸術センター ミーティングルーム2
- ゲストキュレーター:青木彬
- 1989年生まれ。東京都出身。首都大学東京インダストリアルアートコース卒業。プロジェクトスクール@3331第一期修了。公共劇場勤務を経て現在はインディペンデント・キュレーターとして活動。これまでの主なキュレーションに、『中島晴矢個展 麻布逍遥』(SNOW Contemporary、東京、2017)、『根をもつことと翼をもつこと』(天王洲アイル、東京、2017)などがある。『ソーシャリー・エンゲイジド・アート展:社会を動かすアートの新潮流』(アーツ千代田3331、東京、2017)キュラトリアル・アシスタント、『黄金町バザール2017-Double Façade 他者と出会うための複数の方法』(神奈川県横浜市)アシスタント・キュレーター。2016年からは東京都墨田区にてオルタナティブ・スペースspiidを主宰し、様々なプログラムを実施。
- スピーカー
- 青木彬(インディペンデント・キュレーター)、櫻岡聡(Finch Arts)、武本彩子(国立国際美術館研究補佐員)、はがみちこ(アート・メディエーター)
- 料金
- 入場無料、事前申込不要
櫻岡聡
1981年北海道生まれ。ギャラリスト。2016年、京都にて現代美術画廊Finch Arts(フィンチアーツ)開廊し、定期的な展覧会の開催や国内外のアートフェアへの参加など、ギャラリーの固定化された空間に留まらずアーティストの紹介とマネジメントを行う。また、主なキュレーションに「自由の場所」(京都精華大学ギャラリーフロール、2017)など。
武本彩子
1988年岡山県生まれ。2012年神戸大学国際文化学部卒業。京都芸術センターアートコーディネーター(2013〜2016)、Gallery PARC(京都)スタッフ(2016〜2018)を経て、現在国立国際美術館(大阪)に研究補佐員として在職。主な展覧会企画に、「ALLNIGHT HAPS2017前期『日々のたくわえ』」(HAPS、京都)、「アンキャッチャブル・ストーリー」(瑞雲庵、2017)、「ハイパートニック・エイジ」(京都芸術センター、2015)ほか。
はがみちこ
アート・メディエーター。岡山県出身。2011年京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程(創造行為論)修了。東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)に勤務。主な展覧会企画に、「THE BOX OF MEMORYーYukio Fujimoto」(KYOTO ART HOSTEL kumagusuku・京都、2015-16年)等。再制作プロジェクト「國府理 水中エンジン redux」(小山市立車屋美術館・栃木、アートスペース虹・京都、2017年)等のコーディネーションに携わる。
主催
京都芸術センター
問合せ先
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp
料金
入場無料、事前申込不要