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【展覧会】原田裕規「Unreal Ecology」
- ジャンル
- 美術
- カテゴリー
- 展覧会
- 開催日時
- 2022年1月29日(土)~2022年2月27日(日)
- 会場
- 京都芸術センター ギャラリー北・南・和室「明倫」
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
「イメージの倫理」とは何か?
写真、映像、CGなどにより、イメージと人間の関係性を問うアーティスト、原田裕規の個展を開催します
(Co-program2021カテゴリーB 採択企画)
《Waiting for》は、ドイツ・ロマン主義の風景画や1960年代のコンセプチュアリズムに通底する「水辺」への関心をモチーフに、その多義的な空間性を3DCGによってビジュアライズした作品です。
本展では《Waiting for》に加えて、長野県にある諏訪湖で撮影された映像を用いた新作インスタレーション、24時間にわたって写真を見続ける様子を記録した《One Million Seeings》など、新旧作品が新たな構成で展開されます。
本展タイトルに用いられた「Ecology(エコロジー)」という言葉は、環境保全や環境保護といった意味に加えて、生態系や環境そのものも指し示します。
それに対して「Unreal Ecology(アンリアル・エコロジー)」は、日本語にすると「人工的な環境/人工的な生態系」という意味合いになります。Ecologyという言葉の幅広さと同様、Unreal Ecologyというタイトルもまた、生成的につくられた仮想空間から、現実世界の自然環境、現代文明の消費流通システムに至るまで、幅広い対象を捉えています。
本展を通じて原田が投げ掛けるのは、CG、映像、写真などの「イメージ」もまた、独自の生態系をもっており、それに対して私たちが持つべき倫理観とはどのようなものかという問いです。本展に並べられる3つの作品は、それぞれの方法でこの問題に向き合った実践の記録であるといえるでしょう。
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本展特設ウェブサイトにて詳細な展覧会情報をご覧いただけます。下記URLからアクセスください。
https://haradayuki.com/unreal-ecology/
- 日時
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2022年1月29日 (土) – 2022年2月27日 (日)
10:00 ~ 20:00 - 会場
- 京都芸術センター ギャラリー北・南・和室「明倫」
- アーティストによるギャラリーツアー
- 聞き手:谷竜一(京都芸術センター プログラムディレクター)
日時:1月30日(日) 11:00~
定員:15名(要事前予約)予約はこちら - アーティストトーク
- トークイベント①
登壇者:原田裕規、富井玲子(美術史家、ポンジャ現懇主宰)※リモート参加
日時:2月11日(金) 10:00〜11:30
会場:ミーティングルーム2
定員:15名(要事前予約)予約はこちらトークイベント②
登壇者:原田裕規、梅津庸一(美術家、パープルーム主宰)
日時:2月25日(金) 19:00~20:30
会場:フリースペース
定員:15名(要事前予約)予約はこちら
原田裕規
1989年生まれ。アーティスト。社会のなかで広く認知されている視覚文化をモチーフに、人間の身体・認知・感情的な限界に挑みながら、現代における「風景」が立ち上がるビューポイントを模索している。クリスチャン・ラッセン、心霊写真、3DCGなどに着目しながら、実写映像、パフォーマンス、絵画、CGI、キュレーション、書籍など、多岐にわたる表現活動を行っている。主な個展に「アペルト14 原田裕規 Waiting for」(金沢21世紀美術館、2021年)、主な書籍に『ラッセンとは何だったのか?』(フィルムアート社、2013年)など。
2016年に東京藝術大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻修了、2017年と2021年に文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてニュージャージーとハワイに滞在。
https://www.haradayuki.com
Co-programカテゴリーB
“Co-program”は、京都芸術センターがアーティストとの連携を強化して創作・発表の幅を広げることを目的とする共同事業です。
Co-programカテゴリーB共同企画では、アーティストやキュレーターと京都芸術センターが共同で展覧会企画を実施します。
主催
Unreal Ecology、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
問合せ先
京都芸術センター
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mai:info@kac.or.jp
助成
公益財団法人野村財団、公益財団法人小笠原敏晶記念財団