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Co-program 2021カテゴリー D「KACセレクション」採択企画 SMILE vol.1『SMILE』
- ジャンル
- 演劇
- カテゴリー
- 公演
- 開催日時
- 2021年8月19日(木)~2021年8月22日(日)
- 会場
- 京都芸術センター フリースペース
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 共催事業
小倉笑作、2019年に初演を迎えた舞台作品『優しい男』を、多様な分野のスタッフを迎えて再演に挑む
再演にあたり、写真家・映像作家・Webデザイナー・作曲家を据え、各々の視点から『SMILE』を通して作品制作を行う多面的なプロジェクトも展開中。
Webページ内にて写真作品・映像作品を8/1より随時公開。
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優しさとは何か。
誰かに寄り添うことか、突き放すことか、向き合う事か、自己満足か、雰囲気か。
時間か、距離感か、速度はどれくらいか、目に見えることか、誰にも捕まえられないものなのか。
もしかしたら、そのどれもが優しさであると言えるのかもしれない。
このテーマに2019年から向き合っているけれど、私にはまだ、”優しさ” がわからない。
私は日常に潜んでいる、”美しい夕日が沈む瞬間”のような時間が大好きだ。
誰かと食事をする時、部屋で一人でいる時、大切な人とお別れする時、誰かの本気の目を見た時、そんな時にふと、その時間は私の前に現れる。それを私は”優しい時間”と呼んでいる。
なんだかんだで、後から気づく時もあるけれど。
ゆっくり優しい時間を共に過ごせる相手は、どんな人間関係よりもゆっくり燃え続けられ
る様に思う。恋人でも、家族でも、友人でも、そのどれでもなくても。
かつてマリリンモンローがこんな言葉を残している。
I’m selfish, impatient and a little insecure. I make mistakes, I am out of control and at times hard to handle. But if you can’t handle me at my worst, then you sure as hell don’t deserve me at my best.
【私はわがままでせっかち、少し不安定。ミスもするし、自分をコントロールできないときもある。
でも、もしあなたが私の最悪の時にきちんと扱ってくれないなら、私の最高の瞬間を一緒に過ごす資格はない。】
この言葉を聞いて、私は勝手ながら、彼女は”優しい時間”を共に過ごせる相手が欲しかったんじゃないかな、と思う。
もし彼女にそんな存在がいたら、36歳で死ななかったかもしれない。しかしそんな存在がいたら、あの笑顔は永遠に生まれなかったのかもしれない。
私は彼女の笑顔が哀しくて愛おしくて、大好きだ。
これも勝手な私の思惑。
これは、優しい時間、それらが引き裂かれていく、誰にでも経験のある、特別な瞬間を集めたお話。
二度とこの時は帰ってこないから
ひと時ひと時を大切にしたい。
毎日なにかに恋をしていたい。
だから今日も私を抱きながら、あなたと出会う。
いつまでも、いつまでも。
(小倉笑)
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企画:小倉笑
舞台演出、脚本:小倉笑
写真作品演出:manami tanaka
映像作品演出:Nishi Junnosuke
WEBデザイン演出:井場美穂
スーパーアドバイザー、映像撮影/編集:Nishi Junnosuke
写真作品:manami tanaka
音楽監督/作編曲: Makoto Ishizaka
録音エンジニア:Joshua Lu
piano:赤岩秀美
bass: 石坂眞
drums:Liad Salomon
広報デザイン:井場美穂
照明プラン:村山早咲(ユリイカ百貨店)
舞台監督、照明:渡川知彦
音響:瀧口翔
撮影補助:奥田ケン
制作、メイク:飯坂美鶴妃
制作:ニカイクン
協力:まゆらう
参考文献:MERCURY AND ME
- 日時
-
2021年8月
19日(木)15:00
20日(金)15:00
21日(土)15:00
22日(日)14:30*受付開始は開演の30分前です。
*開演時刻にロビーにてパフォーマンスが始まります。その後、会場内にご案内いたします。それまではロビーにてお待ちください。 - 会場
- 京都芸術センター フリースペース
- 出演
- 黒田健太、菅一馬、小倉笑
企画・演出/小倉笑(Emi Ogura)
11歳の時に声楽を学び、14歳の時にコンテンポラリーダンスと出会う。2012年から、ダンスカンパニーMonochrome Circusに『レミング』より参加。後、大植真太郎『点とドットの主義主張』(2015)、南野詩恵『病気』(2016)、康本雅子『子ら子ら』(2017・2018)『全自動煩脳ずいずい図』(2020)、作・寺山修司/演出・たみお/共演・mama!milk『はだしの恋唄』(2019)などに出演。2016年から衣装作家の南野詩恵と立ち上げたプロジェクト「皿の歌」で舞台作品・ボロレスコ『蝶々々夫人』(2017)、『サロ人』(2018)などを発表。2019年以降は『核に住む男』(2019)や『優しい男』(2019)『マーラーショー』(2019)『2021:a dance odyssey / 2021年ダンスの旅』(2020)など自身の演劇・ダンス・映像作品を発表。ヨーロッパ、南米などで開催されるアートフェスティバルなどに招聘され、国内外で活動している。2021年よりバーレスクダンサー“RISING KAIGEN”として活動開始。
主催
SMILE
共催
京都芸術センター
URL
問合せ先
SMILE 制作
電話:080-6966-2231
メール:smile.mile.mile.mile.mile@gmail.com
料金
前売り 一般 ¥2500/U-25 ¥2000
当日 一般 ¥3000/U-25 ¥2500
チケット/申し込み
こちらから
ご来場のお客様へのお願い
・37.5°以上の発熱のある方や体調不良の方はご入場できません。
・マスクの着用、こまめな手指消毒、ソーシャルディスタンスの保持にご協力ください。
・新型コロナウイルス感染拡大状況によってはやむなく中止、内容を変更する場合があります。
・万一感染が発生した場合にそなえ、主催者によるお客様の氏名、連絡先の把握にご理解とご協力をお願いいたします。
※感染者が出た場合など必要に応じて保健所等の公的機関に情報提供をいたします。
※主催者は個人情報の取り扱いに十分注意いたします。
助成
文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業