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AIR_J+AIR NETWORK JAPAN ネットワークミーティング「AIRs Dialogue」

ジャンル
美術/音楽
カテゴリー
トーク
開催日時
2022年2月5日(土)
会場
オンライン上
料金・その他
無料
事業区分
受託
AIR_J+AIR NETWORK JAPAN ネットワークミーティング「AIRs Dialogue」

AIR_JとAIR NETWORK JAPANによる共同ネットワークミーティング

第一部ではオンラインでのアーティスト・イン・レジデンス(AIR)やコロナ禍での海外派遣を体験したアーティストのAIR体験をお聞きします。第二部ではAIRを運営していく上で感じる悩みや、誰かに相談してみたい…といったことを持ち寄って、小グループで話し合う場を持ちます。
第一部のみ、第二部のみの参加も可能です。AIRに関わり始めて間もない方、これからAIRを始めてみたいと考える方のご参加もお待ちしています。

【第一部】「AIRは続いていく」16:00~17:15
コロナ禍でNTUシンガポールでのAIRがオンラインでの実施となった田村友一郎さん。先日までシテ・アンテルナショナル・デ・ザール(パリ)に滞在していた梶原瑞生さん。それぞれの体験をお聞きし、アーティストの視点からこれからのAIRを考えるヒントを探ります。

登壇:梶原瑞生(アーティスト)、田村友一郎(アーティスト)
聞き手:慶野結香(青森公立大学 国際芸術センター青森 学芸員)

【第二部】「ネットワークミーティング」17:30~19:00
これからAIRを始めてみたいけど、こんな時どうしているのか誰かに聞きたい、コロナ禍での対応に困ってる等、AIRを運営していると色んな疑問や悩みが生まれていきます。その悩み、みんなと話して一緒に考えませんか。それぞれが悩みや相談ごとを持ち寄り、AIRプログラム運営の経験豊富なメンバーを中心に、小グループで話せる場です。ミーティングのはじめには、滋賀県立陶芸の森で1992年から30年に亘りAIRに携わって来られた杉山道夫さんにAIRをどのように評価するか、また信楽での新しい取り組みについて話題提供いただきます。

話題提供:杉山道夫(滋賀県立陶芸の森アドバイザー/シガラキシェアスタジオディレクター)

【ファシリテーター】
小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオAIRディレクター)
勝冶真美(京都芸術センタープログラムディレクター)
菅野幸子(リサーチャー、AIR Lab.)
東海林慎太郎(特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]プロジェクトマネージャー)
日沼禎子(KESEN AIRプログラムディレクター、女子美術大学教授)

日時
2022年2月5日 (土)
16:00~19:00
会場
オンライン上
ファシリテーターより
ファシリテーターは現在こんなことに興味を持っています。これ以外の相談やお悩みも歓迎です。

小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオAIRディレクター)
”現在、絶賛オンライン(複数パターン)とオフラインのハイブリットAIR運営中につき、コロナ禍のAIR現場の悩みの聞き役になります、天神山アートスタジオも苦労が多い・・。AIR事業の設計は私の仕事のひとつなのでAIR始めるときの方向性の組み立て方についてみなさんでアイデア出しするのもいいですね。得意は、地域リソースのリサーチを組み込んだアートプロジェクトのつくりかた、コーディネートどうやるか、協力者とのおつきあいやアーカイブの活用でうだうだと実践中ですのでこんな話題を話したい方もぜひごっしょに!”

勝冶真美(京都芸術センタープログラムディレクター)
”京都芸術センターでは滞在するアーティストのビザの申請から支払い手続き、滞在中のリサーチ活動のサポートまでAIRにまつわるいろんなコーディネートを担当してきました。アーティストを招聘するときに発生する手続きもろもろ、地域の協力してくださる方との関係づくりなどAIRのお話しができます。”

菅野幸子(リサーチャー、AIR Lab.)
”現在は、現場を持っておりませんが、内外のAIRの歴史や事例の情報の共有ができるかと思います。世界各地では、警察署の中のAIR,(イギリス)法律を学ぶ大学でのAIR(アメリカ)、ハイブランドのAIR(フランス)など、また、アジア各国などでも個性豊かでユニークなAIRとその応用系が展開されています。新しいAIRのカタチを模索されていらっしゃる方々と情報を共有していきたいと思います。”

東海林慎太郎(特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT]プロジェクトマネージャー)
”AIRのインスピレーション、また運営において、国内外を問わず協働団体との連携が不可欠です。
私たちの生活に浸透してきたオンラインのコミュニケーションにおいては、新しい人との関係構築が容易ではないとも言われる昨今、AIRにおける「新しいパートナー作り」には、どのような思考と方法があるでしょうか?まさしく今、経験していることを共有しながら、未来に向けた模索をしてみたいと思います。”

日沼禎子(KESEN AIRプログラムディレクター、女子美術大学教授)
“アーティストにとってAIRの経験は、作品制作やリサーチを通した極めて個人的な自己実現であるとともに、滞在する地域との関係によって社会化・公共化されていく機会でもあると考えます。また、AIRを運営側では行政、民間の運営の違いによって、その目的、あり方も大きく異なるものの「なぜAIRなの?」への問いを常に抱えています。アーティスト、運営者の双方にとってAIRとは何か、どのようなパートナーシップを築けるのか、今抱えている「もやもや」した気持ちを含めて、改めて「理想」や「展望」を語り合う場をつくってみたいと思います。”

梶原瑞生(かじはら みずき)

1993年生まれ、大阪府出身。京都造形芸術大学グローバル・ゼミ卒業。
主に西洋のクラシック音楽を題材にし、正確に組み立てられた楽譜を身体的経験によって破壊・再構成するという試みを通して作品を制作している。記号を新しい情報に置き換えることへの関心から出発し、音楽を通して現代と古典を繋ぐことで、現代アートの新しい可能性を探る。主な展覧会に、『フィールドワーク:世界の教科書としての現代アート』(東京都美術館/2020)や『YESTERDAY’S TOMORROW IS TODAY』(VBKÖ/2018)など。

田村友一郎(たむら ゆういちろう)

1977年富山県生まれ、京都府在住。日本大学芸術学部写真学科卒業。東京藝術大学大学院映像研究科博士後期課程修了。ベルリン芸術大学空間実験研究所在籍(2013-2014)。既存のイメージやオブジェクトを起点にした作品を手掛ける。土地固有の歴史的主題から身近な大衆的主題まで対象は幅広く、現実と虚構を交差させつつ多層的な物語を構築する。近年の展覧会にヨコハマトリエンナーレ2020、アジア・アート・ビエンナーレ2019、「Milky Mountain/裏切りの山」(Govett-Brewster Art Gallery、2019)、「叫び声/Hell Scream」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2018)など

慶野結香(けいの ゆか)

1989年生まれ、神奈川県出身。2014年から秋田公立美術大学助手として、空き家を活用したレジデンスの企画などに関わる。その後サモア国立博物館を経て、2019年より現職。国際芸術センター青森(ACAC)では、民俗資料を使った展覧会の企画や、レジデンスプログラムの再編(共同企画)など、施設の可能性をさらに引き出す取り組みを行う。現在ACACでは、企画を手がけた小田原のどか個展「近代を彫刻/超克するー雪国青森編」と「大川亮コレクションー生命を打込む表現」が開催中(〜2022年2月13日まで)。

主催

京都市<AIR連携拠点事業>

共催

共催 AIR NETWORK JAPAN
企画 京都芸術センター、AIR NETWORK JAPAN
協力 おおさか創造千島財団、ヴィラ九条山
協力 文化庁 地域文化創生本部

URL

http://dev.kac-old.bankto.co.jp

問合せ先

京都芸術センター
TEL: 075-213-1000
E-mail: info@kac.or.jp

WEB予約

第一部、第二部のみのご参加も受け付けます。

チケット/申し込み

第一部へお申し込みの方には当日までに視聴用リンクをお送りします。
第二部へお申し込みの方には当日までに参加用リンク(zoom)をお送りします。