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李 銘宸(リー・ミンチェン)アーティスト・イン・レジデンスプログラム成果発表展
- ジャンル
- 美術/音楽
- カテゴリー
- 展覧会
- 開催日時
- 2024年3月30日(土)~2024年3月31日(日)
- 会場
- 京都芸術センター フリースペース
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
台湾を拠点に活動するアーティスト、李 銘宸(リー・ミンチェン)によるインスタレーション展示
京都芸術センターと台北パフォーミングアーツセンター(TPAC)が協働して実施した、アーティスト・イン・レジデンスプログラムの成果発表展を開催します。本レジデンス事業では、当館からTPACが主催するレジデンスプログラム「ADAM Artist Lab」に参加するアーティストを派遣し、TPACは当館のスタジオを使って滞在制作を行うアーティストを派遣します。
今年度、TPACから派遣されたのは、近年パフォーミングアーツの分野で演出家として活動する李 銘宸(リー・ミンチェン)。リーは、日常をつぶさに観察することから発見される美学やカオスを拾い上げることを起点として、創作活動を行ってきました。レジデンス中には、何気ない日常風景の背景に織りなされる、人、モノ、環境との関係性や物語に目を澄ませながら、京都の街を歩き回りました。今回の成果発表展でお見せするのは、リーがライフワークとして行う街歩きの経験に基づいたインスタレーション作品です。リーの視点を通した京都の街の在り方、そしてこれまでリーがアーティストとして積み上げてきた内的経験と、京都芸術センターのフリースペースの空間とが接続し混濁する先には、どのような空間が広がるのでしょうか。
基本情報
日時 |
2024年3月30日(土)~2024年3月31日(日) 10:00-20:00 |
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料金 | 無料 |
会場 | 京都芸術センター フリースペース |
プロフィール
李 銘宸Lee Ming-Chen/リー・ミンチェン
演劇、パフォーマンス、ドラマトゥルク、グラフィックアート、写真の分野で創作活動を行う。2009年にStyle Lab名義でパフォーマンスを創作、発表し始めると同時に、演出家として他団体やアーティストとの共同制作や創作協力をスタートした。
現代演劇といったパフォーミングアーツ、ビジュアルアーツ、サウンドアートなど、創作分野は多岐にわたるリーの作品は、経験に基づいたアクチュアリティのあるテキスト、経験に紐づけられた魔術的パフォーマンスや物語、そしてテキスト、パフォーマンス、物語と人々との関係やパフォーマンスの相互作用に焦点を当てたものである。
多様な分野で創作活動を行うリーは、主要な創作アプローチとして、集団における即興性を生かした方法を用いる。また、曖昧さと共感覚に着目し、舞台芸術を媒体、方法として用いながら、日常生活から創作のための素材を引き出す。近年は、アートや現代的な技法によって生み出される言語や、現代台湾のアイデンティティ認識、混在する文化/現実に関する舞台作品を発表している。
クレジット
主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
共催:台北パフォーミングアーツセンター
問合せ先
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel:075-213-1000(10:00-20:00)
Mail:info@kac.or.jp