SCROLL

申込み受付中

Co-program C : Po!coco「目で捉え、伝え分かち合う ろう者たち、京都の街を歩む」ドキュメントムービー鑑賞会+手話通訳者向けワークショップ

Co-program(コープログラム)

ジャンル
その他/新ジャンル・実験
カテゴリー
その他/ディスカッション・討論/トーク/ワークショップ/上映会
開催日時
2025年3月22日(土)~2025年3月23日(日)
会場
京都芸術センター 大広間
料金・その他
有料
※予約あり/要予約
事業区分
主催事業
Co-program C : Po!coco「目で捉え、伝え分かち合う ろう者たち、京都の街を歩む」ドキュメントムービー鑑賞会+手話通訳者向けワークショップ
Co-program C : Po!coco「目で捉え、伝え分かち合う ろう者たち、京都の街を歩む」ドキュメントムービー鑑賞会+手話通訳者向けワークショップ

Co-program 2024 カテゴリーC「共同実験」採択企画

目で捉え、伝え分かち合う
ろう者たち、京都の町を歩む

—–
京都芸術センターでは、Co-programとして、公募採択したプランをアーティストや企画者と共同主催する事業を展開しています。カテゴリーCでは、公演や展覧会といったフォーマットにおさまらない、リサーチや実験を支援し、ともに取り組んでいます。

ろう者が主体となって生まれたクリエイティブチームPo!cocoと京都芸術センターは、今年度、視覚で生きるろう者たちの感覚を起点とした表現を再発見することを目指し、音声言語に頼らずに顔や手や身体を使ってお互いの頭の中を伝え合う身体感覚を体感するワークショップや、異なる世代のろう者の方々と京都の街を歩き、京都の街並みを視覚言語でどのように表現することができるかを考えるワークショップなどを行ってきました。

今回のイベントでは、この2024年10月に実施した街歩きとワークショップのドキュメントムービーの鑑賞会と、鑑賞後にディスカッションを実施いたします。

ドキュメントムービー鑑賞会 & 対話ディスカッション
日程:2025年
3月22日(土)14:00~(受付13:30)
3月23日(日)11:00~(受付10:30)
場所:京都芸術センター 大広間【西館2F】
定員:各30名
対象:どなたでも参加いただけます。(手話通訳あり)
鑑賞会参加費:2,000円(要予約・当日受付にて現金精算のみ)

– 第1部:ドキュメントムービー鑑賞会(音声通訳あり)
– 第2部:対話&ディスカッション

 【関連イベント】めとからだが喜ぶ!身体感覚ワークショップ
手話通訳者向けの特別プログラム
日程:2025年3月22日(土)10:30-12:00(受付10:00)
場所:京都芸術センター 大広間【西館2F】
定員:10名
対象:手話通訳者
参加費:1,000円

講師:南雲麻衣(アーティスト)

手話通訳者向けの特別プログラムとして、手話を第一言語とする人々がどのように世界を認識し、視覚を通じて周囲との関わりを築いているかを探るワークショップです。手話通訳者として、より深い身体感覚を理解し、視覚的な世界観をどのように受け取り、それを効果的に伝えるかについて新たな発見やヒントを得られる場になることを目指します。


申込フォーム(鑑賞会、ワークショップ共通)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeB2M6haH_PsS1-rl_wGr-7TzbNhoJbQ9fB4j4pI46dOUDkRA/viewform?usp=sharin

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お問い合わせ
Po!coco 事務局
Email:  pococo3team@gmail.com
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Po!cocoより

Po!cocoはろう者が主体となって生まれたクリエイティブチームで、日本手話という言語体系と自らの経験をベースに身体感覚を他者に共有し、広げるため、“探究”をしています。

この度、京都を舞台に、ろう者を対象とした街歩きとワークショップを実施し、ろう者たちが手話で語りあう、ありのままの姿を写し撮りました。

日々の暮らしを目で感じ、捉えて生きるろう者たちは、歴史を重ねて形づくられてきたこの京都の街並みをどのように見つめ、感じているのでしょうか。

遥か長い時間をかけて形成されてきた都市の複雑さ。新旧さまざまな時代の建造物が入り混じるこの街の豊かさは、やがて音声と対応した日本語という『言葉』の型に合わせて、記号化されていきました。

手話を第一言語とするろう者たちが、長年の生活の中で目で感じ、捉えてきたこと。「身振り手振り」や「ジェスチャー」といった単なる動作の一連ではなく、目で生きるろう者たちが継承してきた言語であり、彼らが育ってきたコミュニティの歴史の賜物でもある。ろう者の視点に立つーーそれは、音声で話される言語のみで育ち、音声と対応した記号性をもつ「日本語」を通して、歴史を、世界観を構築してきた視点に気づく行為です。

日本の歴史は、主に日本語によって記録が残され、物語が紡がれてきました。
動画メディアが登場する以前は、手話をそのまま記録する手段は限られており、二次元的な日本語テキストでは、手話で生きるろう者の存在や文化を存分に捉えるのは難しかったのです。

Po!cocoはそんな日本語の偏重から脱し、現代の京都の街で生きるろう者たちの実生活の世界にカメラを向けました。

ろう者とともに街歩きをし、ともにワークショップを行った過程を実験的なドキュメントムービーにまとめました。本イベントでは、このムービーの鑑賞会を実施します。

基本情報

日時

2025年3月22日(土)~2025年3月23日(日)

3月22日(土)
10:30-12:00 身体感覚ワークショップ(受付10:00)
14:00-16:00 鑑賞会 (受付13:30)

3月23日(日)
11:00-13:00 鑑賞会(受付10:30)
料金 ワークショップ参加費:1000円
鑑賞会参加費:2000円
関連リンク
会場 京都芸術センター 大広間

プロフィール

Po!coco

演劇、ダンス、デザイン、教育など異なる領域出身のろう者の3人、南雲麻衣、藤田さや夏、森本有加が、日本手話という言語体系と自らの経験をベースに身体感覚を他者に共有し広げる活動。 音声に頼らず「めとからだ」で遊ぶことで、心を頭を解きほぐしていく。 言語をはじめ年齢や環境が違うひと同士がであうとき <ぽ>なんで!?どうして?から生まれる<ここ>目の前にいるあなたとわたしとで一緒に言葉にできない喜びと学びをつくっていくことをモットーとしている。

Instagram: https://www.instagram.com/po_coco_team/

クレジット

企画:Po!coco(南雲麻衣、藤田さや夏、森本有加)
コーディネート:京都芸術センター(西田祥子、寺岡樹音)
撮影・編集:今井ミカ
出演:ワークショップに参加いただいた皆さん
協力:清山陽平(京都大学大学院工学研究科建築学専攻 助教)
手話通訳:三田宏美、中村わかな
グラフィックデザイン:徳江サダシ
主催:Po!coco、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
助成:京都市「Arts Aid KYOTO」補助事業

アクセシビリティ

鑑賞会は、どなたでも参加できます(手話通訳あり)。
ワークショップは、手話通訳者の方向けのイベントです。

その他のアクセシビリティについては以下をご覧ください。
https://www.kac.or.jp/guidance/

問合せ先

Po!coco 事務局
Mail:  pococo3team@gmail.com

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel: 075-213-1000(10:00~18:00)
Fax: 075-213-1004
Mail: info@kac.or.jp