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舞台表現と「インティマシーシーン」について考えるレクチャー&ワークショップ

ジャンル
その他/ダンス/演劇/複合/音楽
カテゴリー
レクチャー/ワークショップ
開催日時
2025年1月26日(日)
会場
京都芸術センター 大広間(西館2階)
料金・その他
有料
※チケット販売(予約のみ・当日精算)
事業区分
主催事業
舞台表現と「インティマシーシーン」について考えるレクチャー&ワークショップ

インティマシーコーディネーターの果たす役割から、誰もが安心できる制作現場のつくりかたについて考える

京都芸術センターではNPO法人京都舞台芸術協会と共同し、観客と創作物を守るために、舞台芸術や公演の制作や発表の場において、絶えず必要な知識を学び続け、共有し、ともに考える機会を企画しています。

今回の企画では、映画やドラマの撮影や舞台芸術等の現場で、身体的接触やヌードが登場するシーンを制作するにあたって、俳優の安全や尊厳を守りつつ、演出の意図を最大限に実現させる役割を担う専門職「インティマシーコーディネーター*」に着目します。インティマシーコーディネーターとして、これまで様々な現場に入ってこられた浅田智穂さんにお話を伺い、センシティブなシーンを扱う制作現場における演出意図の確認プロセスや関係者とのコミュニケーションのありかたなど、実践的な現場づくりについて考えます。

後半にはグループにわかれてのディスカッションを行います。前半のレクチャーをもとに、インティマシーシーンを扱う現場でも、だれもが安心してクリエーションに臨める環境をつくるにはどうしたらいいか、参加者どうしで意見や思いを共有しながら、考えを深めていく時間となります。

自らの芸術表現を、より深く掘り下げ、より自由に羽ばたかせていくために——

表現をめぐる知識をアップデートし、共に学び合う機会となれば幸いです。

*インティマシーコーディネーター(Intimacy coordinator)とは

映画やドラマ制作の際、俳優がヌードになる、あるいは擬似的な性行為や親密な身体接触が必要となるインティマシーシーン(親密な場面)の撮影において、俳優の安全を守り、制作側の演出意図を最大限実現するための調整を二者の間に入って行う専門家。2017年の#MeToo運動以降、その存在が注目されはじめたが、日本ではまだ数名しかいない。

基本情報

日時

2025年1月26日(日)

14:00~16:00
対象 舞台芸術に携わっている方
定員 30名 応募多数の場合抽選
料金 1000円
申込方法 オンラインフォームよりお申込みください。
申込〆切:2025年1月13日(月・祝)
※応募多数の場合抽選(空きがある場合は以降先着順)
会場 京都芸術センター 大広間(西館2階)

プロフィール

浅田智穂

浅田智穂

1998年、University of North Carolina School of the Arts卒業。2003年、東京国際映画祭にて審査員付き通訳をしたことがきっかけとなり、映画業界と深く関わるようになる。その後、日米合作の映画企画から撮影、公開時のプレミアに至るまで、通訳として映画の現場に参加。撮影現場では監督付き通訳として参加するほか、舞台においても、英語圏の演出家、振付家、ダンサーなどと、日本の製作者、キャストとの間の通訳として活動。
2020年、Intimacy Professionals Associationにてインティマシーコーディネーター養成プログラムを修了。Netflix映画『彼女』において、日本初のインティマシーコーディネーターとして作品に参加。その後、数々の映画やドラマに携わる。2024年7月25日配信のNetflixシリーズ『地面師たち』(監督:大根仁)にもインティマシーコーディネーターとして参加している。

クレジット

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、NPO法人京都舞台芸術協会

アクセシビリティ

ご来場や参加に際してサポートが必要な場合は、可能な限り対応しますので、お問合せ先までご連絡ください

問合せ先

京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
TEL: 075-213-1000
FAX: 075-213-1004
E-mail: info@kac.or.jp
年末年始休館:12月26日~1月4日