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フィールドレコーディングワークショップ 東岳志「耳である」
- ジャンル
- 音楽
- カテゴリー
- ワークショップ
- 開催日時
- 2025年2月15日(土)~2025年2月16日(日)
- 会場
- 京都芸術センター ミーティングルーム2(南館3階)
- 料金・その他
- 有料
※チケット販売(事前決済)/要予約
- 事業区分
- 主催事業
京都芸術センターでは、当館のギャラリーで2024年3月から6月に開催した林智子の個展「そして、世界は泥である」においてサウンドデザインを手がけた東岳志(サウンドエンジニア)を講師に迎え、フィールドレコーディングの2日間の短期集中ワークショップを開催します。
フィールドレコーディングは聴くという行為を通して、目の前にある言葉にならない出来事をどう捉えていくか、その一つの捉え方を教えてくれます。
今回のワークショップでは、1日目は、「耳の形」を変える体験を行います。普段気にも留めていなかった身の回りの事象に、新たな耳でアプローチすることで、これまで気づかなかった発見が生まれます。その後、実際に録音機材や新たな耳を使いながら、小さな音、遠くの音、水中の音などを聴き、聴覚体験を深めます。それぞれが新しい視点を得るプロセスを通じて、音の世界を探求します。
2日目は、聴覚体験から得た記憶や録音物を頼りに、音をスケッチするワークショップを行います。音を空間的に配置したり、それぞれの体験と対話しながら、録音した音を活用していく方法を探り、参加者全員で録音の可能性を考えます。
視覚偏重の時代とも言われ、様々な情報を「見る」よう強いられる今日において、改めて身の回りのものに耳を澄ますと、どのような世界を捉えることができるでしょうか。
*録音散歩でお貸しできる機材もありますが、有線のヘッドホン(イヤフォン)は各自お持ちください。
【1日目】2025年2月15日(土)13:00-18:00
ゲスト講師:柳沢英輔(音文化研究者/フィールド録音作家)
【2日目】2025年2月16日(日)13:00-18:00
ゲスト講師:林智子(アーティスト)
【お申込に関する注意事項】
・両日参加を希望される方を、2月8日(土)まで先行して受け付けます。
・単日のみの参加の方は、定員に空きがあった場合に、2月9日(日)以降募集します。
・一度お申込いただいた場合、返金は致しかねますので、ご了承ください。
基本情報
日時 |
2025年2月15日(土)~2025年2月16日(日) |
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定員 | 各日15名 両日参加いただくことをお勧めします。 両日参加される方を、2月8日(土)まで先行して受け付けます。単日のみの参加の方は、定員に空きがあった場合に、2月9日(日)以降、募集します。 |
料金 |
参加費:単日4,000円、両日7,000円 |
申込方法 | 本ページよりお申込ください。 ・両日参加を希望される方を、2月8日(土)まで先行して受け付けます。 ・単日のみの参加の方は、定員に空きがあった場合に、2月9日(日)以降、募集します。 ・一度お申込いただいた場合、返金は致しかねますので、ご了承ください。 |
会場 | 京都芸術センター ミーティングルーム2(南館3階) |
プロフィール
東岳志講師
フィールドレコーディングの手法で音楽製作に従事。録音、PAの他、サウンドインスタレーションの音響の設計を行う。2022年、2023年Ambient Kyoto(音響)、2023年「新たな生」崔在銀、メゾンエルメス(フィールドレコーディング)、2023年 地主麻衣子、森美術館(音響、フィールドレコーディング、2024年林智子、京都芸術センター(フィールドレコーディング、サウンドインスタレーション)など。
https://takeshiazuma.com
柳沢英輔ゲスト講師
東京都生まれ。音文化研究者、フィールド録音作家。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。主な研究対象は、ベトナム中部高原少数民族が継承する金属打楽器ゴングをめぐる音の文化。主な著書に『ベトナムの大地にゴングが響く』(灯光舎、2019年、第37回田邉尚雄賞受賞。)。『フィールド・レコーディング入門-響きのなかで世界と出会う』(フィルムアート社、2022年、第1回音楽本大賞・読者賞)
https://eisukeyanagisawa.com/
林智子ゲスト講師
1980年生まれ。幼少期を過ごしたアメリカの広大な砂漠地帯や、二十代を過ごした湖沼や山脈の広がるスコットランドやカナダの大自然、そしてそれらとは対象的な混沌とした大都市での生活を経験していくなかで、人と人とのつながりや関係性について興味を持ち始め、五感を刺激する様々な方法で「現代人の親密さと交感」をテーマにした作品を模索し始める。その後もさまざまな国で分野を超えたコラボレーションを行ない、現在は京都を拠点に、華厳思想と豊かな自然環境に触発され、「森羅万象の関係性」をテーマに、アートとサイエンスを横断する作品を制作している。
https://www.tomokohayashi.com/
クレジット
主催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
問合せ先
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel: 075-213-1000(10:00~18:00)
Fax: 075-213-1004
Mail: info@kac.or.jp