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ワークショップ「拡張ピアノ奏法を実践する!」
- ジャンル
- 音楽
- カテゴリー
- ワークショップ
- 開催日時
- 2024年9月1日(日)~2024年9月8日(日) ※隔日開催
- 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 料金・その他
- 有料
※要予約
- 事業区分
- 主催事業
プリペアド・ピアノや内部奏法など、鍵盤を弾くにとどまらないピアノの奏法は、音楽の歴史とともにさまざまな探求が行われています。しかし、ピアノの保全などの観点から、なかなか実践の機会に恵まれない現状があります。
京都芸術センターでは、ゲストアーティストにピアニストの深見まどか、作曲家の北爪裕道を迎え、ピアノのさまざまな音を探求するワークショップを開催します!
このワークショップでは、ピアノの拡張奏法の歴史や、取り組む際に注意すべき点を知り、参加者のアイディアをもとにピアノの様々な音を探究し、聞き比べ、選び取っていきます。
アマチュアから専門家を目指す方まで、参加者のピアノの習熟度は問いません。拡張奏法の実践を通じてピアノの構造取り扱いについて知識を深め、様々な音色を探究しましょう!
スケジュール
9月1日(日)14:00~17:00「ピアノの拡張奏法について知る」
実際の楽曲の例をみながら、様々な拡張奏法について知る。また、実践の際の注意事項を確認する。
※台風接近につき、1日のワークショップは中止になりました。以降の日程は予定通り開催します。
なお、補講日程は確認次第発表いたします。(8/30追記)
4日(水)18:00~21:00「ピアノといろんな音を探す」
参加者のアイディアをもとに、プリペアドや様々な奏法について、その課題と可能性を検討する。
5日(木)18:00~21:00「音色を深め、構成する」
前日に構成した音をさらに追及し、再演可能なスコアにする。また、再演の際に注意すべき点について検討する。
*7日(土)予備日 14:00~16:00(調整とリハーサル)
8日(日)14:00~16:00「成果発表とプレゼンテーション」
ゲストアーティスト:深見まどか(ピアニスト)、北爪裕道(作曲家)
調律・ピアノ管理:楫 哲朗(調律師/河合楽器京都店)
【関連イベント】
8月31日(土)シンポジウム「拡張ピアノ奏法に取り組むときに知っておきたいこと」
https://www.kac.or.jp/events/2024071601/
※通し受講希望者の選考は、上記シンポジウム観覧できる方を優先します。あわせてぜひご参加ください。
9月8日(日)拡張ピアノ奏法ワークショップ成果報告&深見まどかプレゼンテーション
https://www.kac.or.jp/events/2024071603/
基本情報
日時 |
2024年9月1日(日) 2024年9月4日(水) 2024年9月5日(木) 2024年9月8日(日) 9/1(日)14:00~17:009/4(水)18:00~21:00 9/5(木)18:00~21:00 9/8(日)14:00~16:00*成果発表とプレゼンテーション |
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対象 | 小学生以上。ピアノの拡張奏法を実践しようとする音楽家や他ジャンルのアーティスト、プロデューサー、施設職員、調律師など。 ピアノ演奏の熟練度は不問。ピアノを丁寧に扱う気持ちを持った方。 |
定員 | 通し受講:10名(事前申し込みのみ) 見学:各回若干名 |
料金 |
通し受講参加費: 高校生以下 5,500円 / 学生(大学生・大学院生) 8,000円 / 一般 9,000円 単日参加(見学のみ):3,000円/回 定員(通し受講):10名(選考あり) 受講料は当日現金にてお支払いください。 |
申込方法 | 「このイベントに申し込む」ボタン、もしくは下記URLのリンクから、必要事項を記入のうえお申込みください。 https://forms.gle/RhQad8fi4vfvZNLE6 (googleフォームが開きます) 通し受講の申込締め切り:2024年8月9日(金) *通し受講の選考結果は、8月16日(金)までに、E-mailにて応募者全員にお知らせいたします。 *成果発表&プレゼンテーションの観覧は、下記ページからお申し込みください。 「拡張ピアノ奏法ワークショップ成果発表 & 深見まどかプレゼンテーション」 |
関連リンク | |
会場 | 京都芸術センター 講堂 |
プロフィール
深見まどかピアニスト(ゲストアーティスト)
京都府出身。東京藝術大学付属高、同大学を経て、パリ国立高等音楽院修士課程を首席修了。青山音楽賞新人賞、ロンティボー国際コンクール第5位&最優秀ラヴェル作品演奏賞、ブゾーニ国際コンクール最優秀現代音楽作品演奏賞など受賞。ピリオド楽器演奏から現代音楽初演まで多彩に活動し、とりわけフランス近現代作品への評価が極めて高い。近年の活動は、ドビュッシーピアノ作品全曲リサイタル、Depth of Light美術×ピアノ×現代音楽(世界初演) 等。NHK-Eテレ「クラシック音楽館」では松平頼則“主題と変奏”のソリストを務めた。CD2枚「ドビュッシー12の練習曲/ラヴェル鏡」「ヴィルトォーゾ」はレコード芸術誌特選盤選出。今春、世界初録音作品を含むCD「間の礼讃」をリリース。大阪教育大学ピアノ科非常勤講師。
北爪裕道作曲家(ゲストアーティスト)
幼少時よりピアノ、次いで指揮法、コントラバス、作曲理論などを学び、東京藝術大学作曲専攻修了。並行して桐朋学園大学などで指揮を学ぶ。文化庁新進芸術家海外研修制度、ロームミュージックファンデーションなどから給費を得てパリに滞在。パリ国立高等音楽院作曲科第一・第二課程およびIRCAM作曲・コンピュータ音楽課程をそれぞれ首席で入学および修了。
様々な楽器奏法の探求や電子技術の研究開発を伴いながら作曲された作品群は、ソロからオーケストラまでの器楽や声楽、電子音楽、インスタレーションなど多岐にわたる。帰国後、東京藝術大学、桐朋学園大学、国立音楽大学、東京大学、北海道教育大学などで後進の育成にもあたる。
クレジット
協力:公益財団法人東京オペラシティ文化財団、一般社団法人もんてん
アクセシビリティ
本ワークショップは日本語で開催します。
問合せ先
京都芸術センター
TEL : 075-213-1000
E-mail : info@kac.or.jp