第276回市民狂言会（12月６日開催）

1957年から続く市民狂言会は、大蔵流茂山千五郎家・忠三郎家のご協力のもと、市民の皆さまに親しまれてきました。令和6年度は、どなたにも狂言をお楽しみいただけよう各回の初めに演目の解説を行います。令和6年度も市民狂言会でにぎやかに大笑い！年4回のラインナップをどうぞお楽しみください。

第276回　番組

解説　茂山　茂

薩摩守（さつまのかみ）
鹿児島県は昔「薩摩の国」その国司が薩摩守
平家の平忠度は薩摩守、「さつまのかみ」→『ただのり！』解りますね

　　出家 　　　　　　茂山あきら
　　茶屋の亭主　　　 丸石やすし
　　船頭　　　　　　 茂山　逸平

腰祈（こしいのり）
めったにお祈りの効き目の無い山伏さん
今回は効き過ぎです。「過ぎたるは及ばざるが如し」

　　祖父　　　　　　茂山七五三
　　山伏　　　　　　茂山　宗彦
　　太郎冠者　　　　島田　洋海

米市（よねいち）
年の暮れに相応しい作品です。
エモーショナルな終曲部は涙を誘います！『エモ～い！』

　　何某　　　　　　茂山千之丞
　　合力人　　　　　桐谷　正美
　　歳暮ノ町衆　　　茂山千五郎、茂山茂、松本薫、井口竜也、増田浩紀、鈴木実