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ソクラテスの弁明~あるいは たたかわなかったわたしについて
- ジャンル
- 演劇
- カテゴリー
- ワークショップ/公演
- 開催日時
- 2024年6月15日(土)~2024年6月16日(日)
- 会場
- 京都芸術センター フリースペース
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 共催事業
古今東西の文学作品に、一人芝居で挑んできた演劇ユニット・7度が、京都初上陸。
撮影:水本俊也
今回は哲学書『ソクラテスの弁明』を、一人芝居で上演します。
7度では、ゆっくり丁寧に積み上げられる言葉とシンプルな身振りによって、詩的な空間を立ち上げる作品づくりをしています。もっとも今回はそれだけでなく、観客席を陪審員席に模した、観客参加型の上演を試みます。
これに伴い、上演に参加してくれるボランティアエキストラを募集します!さらに、7度の独自の世界観にふれる、2つのワークショップもご用意しました。気軽に遊びにきていただけたら、嬉しいです。
【ソクラテスの弁明とは】 歴史上もっとも有名な哲学者のひとり、ソクラテス。彼は紀元前399年、ギリシャのアテナイで裁判にかけられます。市民の投票による判決は有罪、そして死刑宣告が下りました。『ソクラテスの弁明』は、その裁判をもとに弟子のプラトンが書いた、哲学作品です。ソクラテスはなぜ裁かれたのか? 彼の弁明を、市民はどんなふうに聞いたのか。その結末は、現代のわたしたちにどう響くのでしょうか。演劇型体感式哲学裁判を開廷します!
作:プラトン
訳:久保勉
構成:7度
演出:伊藤全記
出演:山口真由
舞台:金子翔一(DISCOLOR Company)
宣伝美術:鱈子
*KACパートナーシップ・プログラム2024採択事業
ワークショップ参加者募集
7度はじめての京都公演!ということで、7度を知っていただくためのワークショップを企画しました。 演劇経験に関係なく、ゆっくりからだを動かしたり、じっくりことばにふれながら、7度を体験していただくプログラムになっております。 演劇経験は不問です。お待ちしております!
①7度体感WS:6月11日(火)19:00~21:00 7度がふだん行っている身体トレーニングを、お試しで体感していただくワークショップです。
②『ソクラテスの弁明』を読むWS:6月14日(金)19:00~21:00 『ソクラテスの弁明』の一部を声に出して読んだり、感想を言い合ったりするワークショップです。
会場:京都芸術センター フリースペース
参加費:いずれも500円(当日精算)
申込:こちらからお申込ください。
ボランティアエキストラ募集
今回の公演では、陪審員として公演に同席していただく、ボランティアエキストラさんを募集します!かんたんな楽器(カスタネット、フエラムネなど)をお渡ししますので、劇中、お好きなタイミングで楽器を鳴らして、ソクラテスのことばに反応していただきます。その反応を通し、ソクラテスの裁判の場にいた市民陪審員-作中にはしかと描かれないけれど、確かにそこにいた人たち-の空気を、体感していただけたらと思います。
かんたんなご説明・顔合わせと練習をかねた、事前ワークショップを開催します。このワークショップでは、かんたんに身体を動かすワークも行いたく思っておりますので、ぜひご参加ください。
事前ワークショップ・顔合わせ:2024年6月12日(水)18:00~21:00
会場:京都芸術センター フリースペース
参加費:無料
*演劇経験不問
※エキストラ出演に伴うギャランティはございません。
※ゲネプロ+全3回の公演がありますが、全ての回に参加できなくても構いません。
申込:こちらからお申込ください。
7度
伊藤全記(演出)・山口真由(俳優)が、共同作業によってクリエーションを行う演劇ユニット。2014年結成。東京・千葉を中心に活動。古今東西の戯曲や小説を題材に、そこに埋もれた「かすかな声」に耳を澄ます、「dim voices」シリーズを創作。リフレインや、フレーズの断片をも駆使し、言葉を詩的に、大胆に構成する。演劇人コンクール2021にて『胎内』(作:三好十郎)を一人芝居で上演、伊藤が優秀演出家賞、山口が優秀演劇人賞をともに受賞。
X:https://twitter.com/nanado_company
Instagram:https://www.instagram.com/n_ana_do/
Facebook:https://www.facebook.com/nanado.tc/
Youtube:http://www.youtube.com/@nanado7795
オフィシャルサイト:http://nanado.org/
基本情報
日時 |
2024年6月15日(土)~2024年6月16日(日) 15日(土)14:00~ / 19:00~16日(日)14:00~ 受付開始・開場は、開演の30分前。 |
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料金 | 前売 一般:2,500円 学生:1,500円(当日は各500円増し) 料金は当日精算です。受付にてお支払いいただきます。 |
会場 | 京都芸術センター フリースペース |
プロフィール
伊藤全記
千葉県生まれ。成城大学卒業。在学中はイプセン研究者・翻訳家である毛利三彌のもとで演劇学を学ぶ。俳優として活動の後、2014年に7度を立ち上げ、以降、全ての7度作品において演出を行う。近年は千葉県鎌ヶ谷市にて、地域演劇活動や、俳優・一般市民へのワークショップにも積極的に従事。鳥取や金沢・仙台にも招かれ、演劇ワークショップを実施している。
山口真由
三重県生まれ。東京大学大学院在学中より、劇場と公共性についての研究を継続しつつ、俳優として活動する。2014年、7度に創立メンバーとして加入し、ほぼ全ての7度作品に出演。近年は短編戯曲や劇評なども執筆。KYOTO EXPERIMENT 批評プロジェクト2023において、劇評「「席につく」ということ―『影の獲物になる狩人』に見る、もの言うことの権力性」が、最優秀作品に選出される。
クレジット
主催:7度
共催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
*KACパートナーシップ・プログラム2024採択事業
問合せ先
7度
n_ana_do@yahoo.co.jp
090-3586-7737