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いまいけぷろじぇくと 第11回パフォーマンス・デュオ公演《身体奏法》【京都公演】
- ジャンル
- その他/ダンス/音楽
- カテゴリー
- その他/公演
- 開催日時
- 2024年6月29日(土)~2024年6月30日(日)
- 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 料金・その他
- 有料
※予約あり
- 事業区分
- 共催事業
KACパートナーシッププログラム2024 採択企画
「いまいけぷろじぇくと」は、音楽の枠に捉われない視点により公演活動を行なっており、これまでに東京と名古屋を中心に計20 回の公演を重ねてきた。その活動の鍵として、三輪眞弘や川島素晴、鈴木治行など現代音楽の枠組みに留まらず意欲的な活動を続けている作曲家への委嘱、コンテンポラリーダンサー・振付家の岩渕貞太、劇作家のかしやましげみつなど他分野で「ある種の芸術分野の解体・再構築」などを思考/試行する作家への音楽作品の委嘱などを通し、音楽への多角的なアプローチを展開してきた。
舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等からインスパイアされた表現方法論「網状身体」を開発するなど、コンテンポラリーダンスの枠にはまりきらない活動を展開するコンテンポラリーダンサー・振付家の岩渕貞太。2017年に委嘱した音楽作品「身体奏法/stick」は、「いまいけぷろじぇくと」によって最も多く演奏され、このデュオの代名詞的作品となっている。この作品が内包する「身体」と「演奏」との関係をより深く追求するため、岩渕をゲストとして迎える。新たに音楽作品を委嘱し、いまいけぷろじぇくとは岩渕のための新作を作曲、そして共演する。
プログラム
岩渕貞太: 身体奏法/stick (2017)
岩渕貞太:身体奏法/organ(2024/新作)
岩渕貞太:身体奏法/knife(2024/新作)
今村俊博:数える人 XI(2024/新作)
池田萠:踊る君を見て(2024/新作)
山下残:無観客を想定したスポーツ(2021)
きたまり:かろ と みろ(2024)
※曲目が変更になる場合がございます。
アフタートーク
2024年6月29日(土)
出演 |いまいけぷろじぇくと
ゲスト |川崎陽子(「KYOTO EXPERIMENT」共同ディレクター/舞台芸術プロデューサー)
時間 |20:30-(予定)
2024年6月30日(日)
出演 |いまいけぷろじぇくと
ゲスト |佐々木敦(思考家/批評家/文筆家)
時間 |12:30-(予定)
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☆これまでのワークインプログレスを公開中☆
Vol.1:https://youtu.be/Cb4PjUsNOe0?si=yWodFeYM6zg-NWMC
Vol.2 part.1:https://youtu.be/qkfP8A-2EbY?si=npLUMurRK7hcAGqZ
Vol.2 part.2:https://youtu.be/i1BmaYYJors?si=Hl6D3UmmrPLugqY5
Vol.3 part.1:https://youtu.be/y_0TbHe8SG8?si=a3elF_Yimvv1yMC9
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基本情報
日時 |
2024年6月29日(土)~2024年6月30日(日) 6月29日(土)19:00開演(18:30開場)6月30日(日)11:00開演(10:30開場) |
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料金 |
一般:予約3,000円 当日券4,000円 大学生以下:予約2,000円 当日券3,000円 当日精算(現金のみ) |
関連リンク | |
会場 | 京都芸術センター 講堂 |
プロフィール
いまいけぷろじぇくと Imaike project
作曲家兼パフォーマーの今村俊博と池田萠によるユニット。
「身体」に着目し、生での体験を重視し、「音楽」を再考する試みを続けている。2014年から続けている主催公演は東京・名古屋で開催。
ジャンルに限定されない境界横断を目指して、作曲家に限らず、コンテンポラリーダンサーや劇作家に書き下ろし作品を委嘱するほか、ダンサー・俳優をゲストに招くなど意欲的な活動を続けている。
これまでにトーキョーワンダーサイト(現TOKAS)オープンサイト2016-17参加企画に選出(第5回東京公演)。サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2018(主催:愛知県芸術劇場)、ホリデー・パフォーマンスVol.4(主催:ロームシアター京都)、Sound Around 001(主催:ロームシアター京都)等に出演。
X:https://twitter.com/imaike_project/
Instagram:https://www.instagram.com/imaikeproject/
Facebook:https://www.facebook.com/imaikeproject
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCYwraGu4MAalKvd3TQ_mlZQ/featured
オフィシャルサイト:https://imaikeproject.tumblr.com/
写真:(C)羽鳥直志
今村俊博 IMAMURA Toshihiro
1990年大阪府生まれ。作曲家・パフォーマー。東京藝術大学大学院美術研究科修了。作曲を井上昌彦、川島素晴、古川聖の各氏に師事。第6回JFC作曲賞入選。「いまいけぷろじぇくと」ほか、藤元高輝とのパフォーマンステデュオ「s.b.r.」メンバー。「数える/差異/身体」をテーマに創作活動を展開。
池田萠 IKEDA Moe
1986 年石川県生まれ、大阪府在住。作曲家、パフォーマー。愛知県立芸術大学作曲専攻卒業。IAMAS(情報 科学芸術大学院大学)メディア表現研究科修了。日本福祉大学福祉経営学部(通信教育)卒業。第33回現音作曲新人賞入選。作曲を鈴木敬、 鈴木英史、小林聡、寺井尚行、三輪眞弘の各氏に師事。主な作品は、「演奏家の選択」 のルールに従ってその場で音楽を生成する「選択音楽」シリーズなど。
岩渕貞太 IWABUCHI Teita
振付家・ダンサー。玉川大学で演劇を専攻、並行して、日本舞踊と舞踏も学ぶ。2005年より、「身体の構造」「空間や音楽と身体の相互作用」に着目した作品を創りはじめる。2012年、横浜ダンスコレクションEX2012にて、『Hetero』(共同振付:関かおり)が若手振付家のための在日フランス大使館賞受賞、フランス国立現代舞踊センター(CNDC)に滞在。自身のメソッドとして、舞踏や武術をベースに日本人の身体と感性を生かし、生物学・脳科学等から触発された「恍惚身体論」を開発。桜美林大学非常勤講師。DaBYレジデンスアーティスト。
写真:(C)Sakiko Nomura
佐々木敦 SASAKI Atsushiアフタートークゲスト
思考家/批評家/文筆家。音楽レーベルHEADZ主宰。芸術文化の複数のジャンルで長年執筆活動などを続けている。最新刊は『「教授」と呼ばれた男ー坂本龍一とその時代』(筑摩書房)。また、7月に『成熟の喪失ー庵野秀明と“父”の崩壊』(朝日新書)が出版される。
川崎陽子 KAWASAKI Yokoアフタートークゲスト
株式会社CAN勤務を経て、2011-2014年京都芸術センター アートコーディネーター。2014-2015 年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりベルリン HAU Hebbel am Ufer劇場にて研修。帰国後はフリーランスの舞台芸術プロデューサーとして活動し、ジャンルを横断したプロジェクトの企画・制作を行う。KYOTO EXPERIMENTには2011年より制作として参加、2020年より共同ディレクターを務め、2023年の成果に対し令和5年度(第74回)芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
(C)Takuya Matsumi
山下残
無観客を想定したスポーツ(2021)[委嘱作品]
きたまり
かろ と みろ(2024)[委嘱作品]
クレジット
主催:いまいけぷろじぇくと
共催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)「KACパートナーシップ・プログラム2024」
問合せ先
いまいけぷろじぇくと事務局
TEL: 090-7747-6472
MAIL: imaikeproject@gmail.com