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第39回 ペトロフ・ピアノコンサート~夏の夜に、高く、響け!~

ジャンル
美術/音楽
カテゴリー
公演
開催日時
2019年6月28日(金)
会場
京都芸術センター 講堂
料金・その他
有料
事業区分
主催事業
第39回 ペトロフ・ピアノコンサート~夏の夜に、高く、響け!~
第39回 ペトロフ・ピアノコンサート~夏の夜に、高く、響け!~

時代を超えて響くグランドピアノ ― 来校100周年
中村大三郎 屏風『ピアノ』原寸大レプリカ制作プロジェクト

 元・明倫小学校の開校50周年を記念し、1918年に寄贈されたチェコのペトロフ社製のグランドピアノは、「ペトロフピアノ」の愛称で長きにわたり愛されてきました。小学校の統廃合などの影響で痛みが進み、一時は忘れかけられていましたが、地域の有志が中心となって「明倫ペトロフの会」を結成。明倫ペトロフの会では、2005年から15回の修復コンサートを開催し、その収益により2008年にピアノを修復。ペトロフピアノは、今もなお京都芸術センターでその優雅な音色を響かせています。

 今回のコンサートでは、田中千佳子さん(メゾソプラノ)と河合珠江(ピアノ)のお2人をお迎えします。高らかに響く美しい歌声と共に、時代を超えて愛され続けるペトロフピアノの音色を元・明倫小学校の趣ある講堂でお楽しみください。

 また、会場では、中村大三郎氏が大正から昭和にかけて描いた作品の下絵を特別公開いたします。コンサートとあわせてお楽しみください。
(18:00の開場からご覧いただけます)
*展示のみの鑑賞はできません

中村大三郎 屏風『ピアノ』 レプリカ制作プロジェクトについて
 ペトロフピアノは、大正期に明倫学区に居住した中村大三郎氏によって描かれた屏風「ピアノ」(京都市美術館所蔵)に描かれています。2008年の修復にあたってはこの屏風に描かれた姿を元に脚部や譜面台などを再現しました。この屏風「ピアノ」をより多くの人々に親しんでもらうことを目指し、レプリカの制作を目指すプロジェクトが新たにスタートしました。ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。

日時
2019年6月28日(金)
19:00開演(18:00開場)
会場
京都芸術センター 講堂
プログラム
・いとしい人よ(Caro mio ben)/ジョルダーニ
・歌劇《セルセ》より”ラルゴ〜なつかしい木陰〜”(Ombra mai fu)/ヘンデル
・《ジプシーの歌》より “私の歌はひびく””我が母の教え給いし歌”/ドヴォルザーク
・クローリスへ/アーン
・華やかな宴/アーン
・歌劇《フィガロの結婚》より”恋とはどんなものかしら"(Voi che sapete)/モーツァルト
・歌劇《皇帝ティートの慈悲》より”私は行きます、でも愛しい人よ”(Parto, ma tu ben mio)/モーツァルト
・ユモレスク/ドヴォルザーク(ピアノソロ)
・ポルカ/スメタナ(ピアノソロ) ほか

*プログラムは変更になる場合がございます。ご了承ください。

田中千佳子(メゾソプラノ)

京都市立芸術大学卒業。同大学院修了。滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール声楽アンサンブル専属歌手として6年間所属、現在はソロ登録メンバー。オペラ《魔笛》第二の侍女・第二の童子、《皇帝ティートの慈悲》アンニオ、新国立劇場地域招聘公演《三文オペラ》ピーチャム夫人役等を演じる。また、びわ湖ホールのロビーコンサート『ハロウィン・ミュージカルナイト』を3年連続で企画・出演し好評を博す。京都市立京都堀川音楽高校非常勤講師。

河合珠江(ピアノ)

京都市立芸術大学卒業。同大学院修士課程を最優秀で修了し、その後同博士課程にてチェコの作曲家ドゥシークを研究し、博士号を取得。昨年はドビュッシー&松平頼則練習曲全曲演奏会シリーズが好評をえた。これまでにソロアルバム2枚を含む、8枚のCDをリリース。演奏のほか、執筆や講演、後進の指導など、幅広い分野で活動している。

主催

明倫ペトロフの会、京都芸術センター

問合せ先

明倫ペトロフの会
FAX=075-221-4406 E-mail = petrof[at]meirin-news.com

京都芸術センター
TEL = 075-213-1000 E-mail = info[at]kac.or.jp

料金

1,000円(前売・当日共)

チケット/申し込み

お電話か、このwebサイトからお申込みください。