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第154回 明倫茶会 ハラサオリ『カレンデュラ』
- ジャンル
- ダンス/伝統芸能/美術/音楽
- カテゴリー
- その他/公演
- 開催日時
- 2022年2月26日(土)
- 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 主催事業
第154回 明倫茶会『カレンデュラ』では、長年招かれずにいた日陰の花々に光をあてる茶席として皆様をお迎えいたします。
- 日時
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2022年2月26日 (土)
13:00- / 16:00- / 19:00-
各60分・各定員40名(完売のためさらに増席しました) - 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 明倫茶会『カレンデュラ』
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茶会を彩る「茶花(ちゃばな)」は、四季の情景と共に茶席の趣向を表現するための欠かせない存在です。かつて千利休は茶花を選ぶうえで、避けるべき「禁花(きんか)」の詩を詠みその教えを示しました。具体的に禁花として詠まれたのは、強い香りを放つ花(沈丁花/じんちょうげ・女郎花/おみなえし)、色や形が激しい花(鶏頭/けいとう)、食用とする実(柘榴/ざくろ)、名前の縁起が悪い花(河骨/こうほね)、季節感の乏しい花(金盞花/きんせんか)などです。また棘や毒のあるものや洋花も相応しくないとされています。
第154回 明倫茶会『カレンデュラ』では、長年招かれずにいた日陰の花々に光をあてる、新たな舞台演目のような茶席として皆様をお迎えいたします。ハラサオリの演出する踊りや音楽と共に、普段の茶会では味わうことのできない花々の魅力をお楽しみください。
– ハラサオリ
- 新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン
- ご来場にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを事前にご確認くださいますようお願いいたします。
また、新型コロナウイルス感染拡大防止に係る京都府の要請に基づき、開催するイベントの感染防止チェックリストを次のURLで公開します。
https://www.kac.or.jp/wp-content/uploads/old/154th-meirinchakai_event_checklist.pdf本イベントの内容には飲食が含まれますが、上記ガイドラインとチェックリストの内容を遵守することで必要な感染防止対策を推進します。
出演者・スタッフ
席主:ハラサオリ
茶花:小倉笑、斉藤綾子、杉浦ゆら、辻井一朗、ヒグチアオイ
音楽:小田朋美
茶トゥルク(茶事アドバイザー):マイケル・ハーディ
宣伝美術:石塚俊
写真:コムラマイ
プロデュース:箕浦慧(京都芸術センター)
内容
金盞花茶、金平糖
ハラサオリ | Saori HALA
振付家、ダンサー、美術家、Dance Base Yokohama レジデンスコレオグラファー
ベルリン、東京、横浜など複数の都市を拠点に、空間と身体、身体の帰属をテーマとしたパフォーマンスや振付作品を制作する。デザイン、生態心理学などのバックグラウンドや、幼少から続く自然災害との共生経験から「環境に動かされる身体」に着目したムーブメントリサーチを継続している。音楽やファッションなどのカルチャーシーンとも関わりながら多様な活動を展開中。近年の共演、出演、振付に大谷能生、角銅真実、小田朋美、原田知世、蓮沼執太、U-zhaan、NIKE、BLESS、オニツカタイガー、資生堂など。
2020年第9回エルスール財団新人賞コンテンポラリーダンス部門受賞。東京藝術大学美術研究科デザイン専攻修士課程修了、ベルリン芸術大学舞踊科ソロパフォーマンス学科修士課程修了。2020-2021年度アーツコミッション・ヨコハマU39アーティスト・フェローシップ。
小倉笑 | Emi OGURA
11歳の時に声楽を学び、後にコンテンポラリーダンスと出会う。2014年より京都で本格的に活動を開始。以降、Monochrome CircusやKinsei R&D、大植真太郎、康本雅子らの舞台に出演、mama!milkなど様々なアーティストとコラボレーションをしている。近年では欧州、南米などで開催されるアートフェスティバルなどに招聘され国内外で活動。2021年成人の日に”RISING KAIGEN”としてバーレスカーとしてもデビュー。同年、創作団体『SMILE』を立上げ、舞台作品「SMILE」を京都芸術センターで発表。
斉藤綾子 | Ayako SAITOH
1990年大阪府生まれ。幼い頃から踊りに親しむ。大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース卒業。2016年よりダンスユニット …1[アマリイチ] での活動を始める。近年では、サイトウマコト、今中友子、きたまり/KIKIKIKIKIKI、多田淳之介、木村玲奈、akakilike、Monochrome Circus などの作品に出演。また振付助手としても多くの作品に参加している。主な自作品に「夢の跡」「Texture of the Hour」「Les Sylphides」「書くとか歩くとか」「セレモニー」などがある。令和3年度京都市芸術新人賞を授賞。
杉浦ゆら | Yura SUGIURA
浅井信好に師事。10歳から舞踏、コンテンポラリーダンスを学ぶ。2016年より月灯りの移動劇場に参加。「中川晃教コンサート2017~Seasons of love~」(オープニングアクト)、 田中泯振付ーオドリに惚れちゃって!ー「形の冒険2ームカムカ版」、小暮香帆振付「路上の宝石」、「今日の穴」(中村達也・tatsu)、中村佳穂コンサート「うたのげんざいち2021」(ゲストダンサー)、鈴木竜振付「Proxy」(製作:DaBY)などに出演。韓国テジョン市で行われた「ARTEST NEST」にてディプロマを取得。写真家HAYATOとのコラボレーションなども手掛ける。
辻井一朗 | Ichiro TSUJII
兵庫県出身。京都嵯峨芸術大学にて観光デザインを専攻。デザインを通してイベントの制作を学ぶ。在学中にミュージカルと出会い研究を始める。出演者の気持ちを知りたいと思い舞台活動を始め、関西にて市民ミュージカル、芝居、放送劇などに出演。大学卒業後本格的にフリーウェイダンススタジオにてダンスを学び、関東大手テーマパークに合格。7年間の在籍中数々のショー、CMなどに出演。退園後は東京にてダンサー、MCとして活動。現在は関西にてダンサー、インストラクター、MC、アクターとして舞台、メディアで活動中。最近は谷寿美、島崎徹の振付作品に出演。
ヒグチアオイ | Aoi HIGUCHI
2003年生まれ、世田谷区出身。4歳よりヒップホップ、R&Bなどのダンスを始め、その経験を活かし16歳よりモデルを始める。LD&K渋谷近未来カルチャー研究所発行「現実的渋谷」0号表紙、disemBySiilk21-22AW,22SSのモデルなどを務める。最近では、マルセル・マルソーの模写作品「色即是空」や、自ら描いた絵をデジタルで加工し、服としてアナログに還元するなどのアート作品も発表している。
千利休『南方録』より
花生(はないけ)にいけぬ花、狂歌に、
花入に入さる花ハちんちゃうけ(沈丁花)
太山(みやま)しきミ(樒)にけいとう(鶏頭)の花
女郎花さくろ(柘榴)かうほね(香骨)金銭花(金盞花)
せんれい花をも嫌也けり
主催
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
問合せ先
京都芸術センター
電話番号: 075-213-1000(10:00~22:00)
料金
2,500円(金盞花茶、金平糖込み)