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現代邦楽作品展~FINAL~
- ジャンル
- 伝統芸能/音楽
- カテゴリー
- 公演
- 開催日時
- 2018年11月8日(木)
- 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 共催事業
~洋と邦、西と東、異なる時空間を合わせ持つ曲を中心に~
「現代邦楽」という言葉が世間に出てきたのは昭和35年(1960年)頃と言われています。
邦楽界においても、高度な技術が必要とされる純粋器楽曲が発展し、また洋楽系作曲家との繋がりが出来ることにより、今までにない様式の音楽も生み出されてきました。
今回は、日本の伝統楽器を用いて独自の世界観を表現する洋楽系作曲家、そして様々な「現代邦楽」シーンで活躍し続けた二人の名手の作品にスポットを当て、それぞれの果たした役割や現代邦楽の名曲を解説を交えながらお聴きいただきます。
- 日時
-
2018年11月8日 (木)
開演19:00 開場18:30 - 会場
- 京都芸術センター 講堂
- 演奏
- 二代 山本邦山(尺八)、丸田美紀(十七絃)、中村公俊(ヴァイオリン)、中川佳代子(箏、唄、進行)
- 曲目
- 春の海
《1929(昭和4)年作曲》(宮城道雄作曲)
ヴァイオリンと箏のための「残照の時」
《1983(昭和58)年作曲》(石井真木作曲)
箏と十七絃箏のための「箏歌 芭蕉五句」
《1978(昭和53)年作曲》(湯浅譲二作曲/松尾芭蕉作詞)
箏独奏のための「幻想曲」
《1980(昭和55)年作曲》(松村禎三作曲)
壱越
《1966(昭和41)年作曲》(山本邦山作曲)
甦る五つの歌
《1979(昭和54)年作曲》(沢井忠夫作曲)
中川佳代子
高崎芸術短期大学卒業。NHK邦楽技能者育成会卒業。沢井忠夫、沢井一恵、岩堀敬子の各氏に師事。1989年CD「沢井忠夫合奏団の世界」が文化庁芸術作品賞受賞。1994年青山音楽賞受賞。1998年文化庁芸術研修員認定。2002年賢順原告筝曲コンクール最高位「賢順賞」受賞。2013年京都市芸術文化協会新人賞受賞。海外においてはアジアツアー(文化庁助成公演)として、モスクワ、サンクトペテルブルグにてソロ公演、韓国晋州国楽交響楽団定期演奏会に20絃ソリストとして招かれるなど公演多数。近年、日本最古の弦楽器「和琴」奏者として、2015年現代神樂「甕におとなひ」(企画・作曲:藤枝守)、2016年ジャパンソサエティー主催「現代神樂」NY公演、2018年MFJ音楽祭(NY)に参加。現代音楽の初演、洋楽器、コーラスとの共演、オペラ、即興など多彩な場面で活動、「声」「唄」を伴う作品にも力を入れている。
主催
中川佳代子箏・三絃研究室
共催
京都芸術センター
問合せ先
中川佳代子箏・三絃研究室
Mail: kayoko_kotokoto@ybb.ne.jp
Tel/Fax: 075-394-5012(中川)
料金
前売2,500円 当日3,000円
※中学生以下無料
チケット/申し込み
問合せ先の「中川佳代子箏・三絃研修室」までメール、TEL、FAXのいづれかでお申込ください。京都芸術センター窓口(10:00‐20:00)でも取り扱っています。