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《明倫ワークショップ》2025年2月
- ジャンル
- その他/ダンス/演劇/美術/音楽
- カテゴリー
- ワークショップ
- 開催日時
- 2025年2月8日(土)~2025年2月24日(月) ※隔日開催
- 会場
- 京都芸術センター
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
子供から大人まで、初心者から玄人まで、様々な人がアートを体験できる場!
明倫ワークショップは、誰もがアートに触れられる場として、また、様々な分野のアーティストの活動を知る場として実施しています。
講師は、京都芸術センターの制作室で創作活動を行い、京都だけでなく国内外で活躍するアーティストたちです。内容は、実技体験、レクチャー、公開稽古など様々。ぜひご参加ください!
①トリコ・A 初心者向けリーディングワークショップ
トリコ・A新作公演の台本を使って、初心者向けリーディングワークショップを行います。演技の経験は不要です。ワークショップでは参加者の皆さんに役を割り振り、台本を声に出して読んでいきます。最後には台本を最初から最後まで披露できることを目指します。台本はこちらを使用いたしますので、事前に目を通しておいてください。(覚える必要はありません)
『明るい未来と息苦しさを提供します 』
作:山口茜
https://stamp-llc.com/lib/img/toriko_a/akaruimirai/torikoA_akaruimirai_script_0106.pdf
※台本を事前に読んでワークショップに参加していただきます。
※すべての時間に出席可能な方のみご参加いただけます。
日 時:2025年2月8日(土)13:00~17:00
場 所:制作室5(北館2階)
参加条件:なし
注意事項:なし
定 員:12名
事前申込:あり
講師プロフィール
山口 茜
劇作家・演出家。2000年、上演ごとにスタッフ・キャストを集めるトリコ・Aプロデュースを設立。2007年-2009年、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフィンランドに滞在。帰国後、活動を再開し、利賀演劇人コンクール2015に参加したメンバーでサファリ・Pを立ち上げる。2015年-2017年、アトリエ劇研アソシエイトアーティスト、2016年-2018年セゾン文化財団フェロー。2023年〜メニコン シアターAoi芸術監督。
トリコ・A
山口茜が手掛ける劇作および演出作品の上演を目的に、公演の都度、出演者・スタッフを集めて活動する。東京国際芸術祭リージョナルシアターシリーズ、精華小劇場オープニングイベント、大阪芸術創造館クラシックルネサンス、愛知県芸術劇場演劇祭、アトリエ劇研演劇祭、文化庁芸術祭などに参加。近年はアクセシビリティサービスとして、無料の託児サービス、聴覚障害の方のための字幕サービスなどを実施。今後、音声ガイド等取り扱うサービスを広げていきたいと考えている。
②セレノグラフィカ「びっくりファミリーダンス!vol.4」
この日であったみんなで、楽しいダンスを完成させよう!
集まったメンバーで、ゲームのように身体を動かしてみましょう。ゲームのルールが変わると身体もドンドン変わっていきます。あびちゃん(阿比留修一)やまほさん(隅地茉歩)と一緒に、身体を動かすって楽しいなと実感するワークショップです。さっき会ったばかりなのに、全員で一曲踊れちゃうなんでびっくり!年の差なんてへっちゃら!新しいお友だちもできて、ごきげんな休日にしましょう。好評シリーズの第四弾、初めての方も大歓迎です。
日 時:2025年2月9日(日)11:00~12:30
場 所:制作室7(南館2階)
参加条件:ダンス経験不問、ご家族でもお気軽にご参加ください。保護者同伴なら4歳児から参加可能。もちろん大人だけ、お一人の参加もできます。
注意事項:動きやすい服装で。(ストッキング、デニムはNG、靴下は可)
定 員:8名
事前申込:あり
講師プロフィール
隅地 茉歩
阿比留 修一
1997年に設立。関西を拠点に国内外、屋内外を問わず幅広く活動を展開するダンスカンパニー。多様な解釈を誘発する不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。隅地茉歩(TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005「次代を担う振付家賞」[グランプリ]受賞)は「踊るぬいぐるみ」、阿比留修一は「かかとの無い男」とあだ名され、ヨーロッパ、韓国、オーストラリアなど国外でも作品を発表。近年は公演、WS、教育機関へのアウトリーチを含め、あらゆる世代の身体と心にダンスを届けるべく全国各地に遠征を重ねている。
http://www.selenographica.net/
③BEBERICA theatre company「ベイビ―シアターカンパニーBEBERICAのオープンスタジオ」
ベイビ―シアターの基礎に出会ってみる
乳幼児のための舞台芸術(ベイビ―シアター)を2016年から制作してきました。これまで現代演劇、オペラ、ダンスなどさまざまなジャンルの演目を上演し、ベイビ―シアターを通じて演劇の可能性を探求し、今年度は団体で初めてベイビー能シアターに挑戦しました。
本ワークショップでは数年の取組のなかで見つけたベイビ―シアターをつくるための基礎ワークのワークショップを行います。
ベイビーシアターに興味のある方、保育や芸術教育など乳幼児と関わりのある方、新しい演劇に出会ってみたい方など、どなたでもご参加ください。
日 時:2025年2月12日(水)19:00~20:30
場 所:和室「明倫」(南館4階)
参加条件:ベイビ―シアターの創作に興味のある方。新しい演劇に出会ってみたい方 。保育や芸術教育など乳幼児と関わりのある方。
注意事項:寝転がる場合があります。動きやすい服装でお越しください
定 員:10名
事前申込:要
講師プロフィール
弓井 茉那
BEBERICA theatre company代表、一般社団法人日本ベイビーシアターネットワーク理事、演出、演劇教育者。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)、座・高円寺劇場創造アカデミーで舞台芸術と演劇教育を学ぶ。俳優としてクロード・レジの作品に出演し、世界三大演劇祭のひとつアヴィニョン演劇祭の正式演目として招聘され出演するなど国内外で活動し、その後ドイツ・デュッセルドルフの児童青少年劇場で演劇教育士として、日本人コミュニティへのアウトリーチ、インリーチプロジェクトに従事。国際児童青少年舞台芸術協会の世界大会のプログラムで次世代の担い手の一人に選ばれる。2016年より、0~2歳の乳幼児とおとなを観劇対象とする演劇作品 「ベイビーシアター」 を制作するBEBERICA theatre company(ベベリカ・シアターカンパニー)を設立。2020年にアジア初となるベイビーシアター実践家のネットワーキングを目的とした国際イベント「第1回アジアベイビーシアターミーティング」を開催。共訳書に『出産を巡る切り絵・しかけ図鑑』(化学同人)。
④安住の地「写真の記憶はだれのもの?」
私たちは普段、何気なく写真を撮っています。美しい風景、大切な思い出、何気ない日常の一コマ…。でも、写真に写っている風景は、一体だれの記憶なのでしょうか?
演劇では、役者は自分が演じる人物になりきり、その人物が見ている世界を感じ、過去の記憶を呼び起こします。この、役者が役を通して記憶を追体験する行為は、私たちが写真を通して記憶と向き合う行為と、どこか共通する部分があるのかもしれません。
このワークショップでは、「記憶と想起」というテーマを、写真を手がかりに、体全体を使って探っていきます。
日 時:2025年2月18日(火)19:30~20:30
場 所:制作室6(南館2階)
参加条件:なし
注意事項:なし
定 員:10名
事前申込:要
講師プロフィール
武田暢輝
脚本家、演出家、俳優。京都を拠点に活動する団体「安住の地」所属。共同体の中に顕れる、人々の関係性を描き出す作品を作る。言葉では多く語らず、微細なしぐさや言葉の間に意味を与える演出を得意とする。表現したいテーマにあわせて、詩、絵画など様々な表現手法を融合させたミクストメディア作品も発表している。過去作品としては、2023年「水の綻び」(脚本、演出)、2024年「あかり。」(脚本、演出)などがある。
⑤城下浩伺&みふく「空間へのドローイング VR鑑賞会」
VRゴーグルを着けて、空間に描かれたドローイングの中を歩き回って鑑賞しましょう
「空間へのドローイング」は、VR機器をメディウムとして扱い、空間を支持体として描くドローイングのプロジェクトです。VRゴーグルを装着すると、講堂の空間に広がるドローイングが現れます。
京都芸術センターの建物内や敷地内の様々な場所で採取したテクスチャや音をまとった「空間へのドローイング」の中を、自由に歩き回る事ができるVR展示です。
“Drawing on Space” is a project that uses VR equipment as a medium to create drawings, treating space itself as a support.
The drawings incorporate textures and environmental sounds collected through research conducted in various locations within the buildings and grounds of the Kyoto Art Center. By doing so, the drawings acquire the memory of the location and traces of time as their own matière. Viewers, by wearing a VR headset, can walk through and appreciate the “Drawing on Space” as it spreads across the auditorium.
日 時:2025年2月24日(月・祝)13:00~18:00
場 所:講堂
参加条件:7歳以上
注意事項:なし
定 員:なし(VR鑑賞はお一人ずつ)
事前申込:不要
講師プロフィール
城下浩伺+みふく
美術とテクノロジーの融合を通じて視覚芸術の未来を拓く事を目的としたアーティストコレクティブ。京都を拠点に活動。城下浩伺はペンと墨という古典的なメディウムを用い細密な線の表現で画面を構成する「Completely Untitled」シリーズや、絵画と写真の境界を問う「PICTURE」シリーズなど、一貫して「絵画の本質」を探求の対象とする。みふくはマルセル・デュシャンをVRの観点から捉え直した作品「Given: Marcel Duchamp」など、既存の美術の文脈とXR表現の接続に主眼を置く。「空間へのドローイング」では、城下がVR機器をメディウムとして扱い、空間自体を支持体として描く事によって伝統的な平面に閉じ込められた「描く」行為に新しい身体性と立体性をもたらす。描かれたドローイングはみふくによって再構築され、XRを用いたインスタレーション作品として展開される。
An artist collective based in Kyoto, dedicated to pioneering the future of visual art through the fusion of art and technology.
Koji Shiroshita consistently investigates the “essence of painting” through series such as Completely Untitled, which employs the classical mediums of pen and Chinese ink to construct intricate compositions, and PICTURE, which interrogates the boundaries between painting and photography.
Mifuku, by contrast, engages in connecting traditional artistic contexts with XR technologies, as exemplified by Given: Marcel Duchamp, a work that reinterprets Duchamp from a VR perspective. In their joint project, Drawing on Space, Shiroshita adopts VR as a medium, utilizing space itself as a canvas to introduce new physicality and dimensionality to the traditionally two-dimensional act of drawing. These spatial explorations are subsequently recontextualized by Mifuku into immersive XR installations, offering a multi-layered critique and expansion of visual art paradigms.
基本情報
日時 |
2025年2月8日(土) 2025年2月9日(日) 2025年2月11日(火) 2025年2月18日(火) 2025年2月24日(月) |
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料金 | 無料 |
申込方法 | Webフォームにて受付。 ※「このイベントに申し込む」をクリック、もしくは下記URLからお申し込みください(googleフォームが開きます)。 https://forms.gle/s5bNbTg5yKu7g9jHA |
会場 | 京都芸術センター |