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三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画

ジャンル
美術
カテゴリー
トーク/展覧会
開催日時
2022年3月4日(金)~2022年3月21日(月)
会場
オンライン:blank-online.mhrs.jp
料金・その他
無料
事業区分
主催事業
三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画
blank-online.mhrs.jp
三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画
《を超える為の余白》、2013 撮影:三原聡一郎
三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画
《  鈴》、2013 撮影:三原聡一郎
三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画
《コスモス》, 2016, 撮影:大島拓也
三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画
《想像上の修辞法》, 2016, courtesy of Tsushima Art Fantasia, photo by TADASU Yamamoto
三原聡一郎 オンライン展覧会 『空白に満ちた世界』Co-program2021カテゴリーC「共同実験」採択企画
三原聡一郎

三原聡一郎によるオンライン展覧会『空白に満ちた世界』を開催します。

2011年3月11日を契機に三原はテクノロジーと社会の関係性を考察するために、《空白のプロジェクト/blank project》と題した4連作を国内外で発表してきました。震災から10年後、パンデミックにさしかかる時期に構想されていた展覧会をオンラインの可能性を問う実験的な枠組みとして行います。

今回のオンライン展覧会『空白に満ちた世界』では、これまで制作した4つのシリーズを複数の会場に設置し、無観客展示を行います。各作品の様子は各会場のカメラを通じて常にストリーミングされます。リアルタイムセンシングを用いた作品は設置環境とインタラクティブに呼応し、多様なふるまいを見せます。
ぜひこの機会にご鑑賞下さい。

日時
2022年3月4日(金)-3月21日(月)
会場
オンライン:blank-online.mhrs.jp
展覧会開催地について
約15の無観客展覧会場よりライブストリーミングを行います。匿名の個人宅から京都芸術センター、縁側の家(福島浜通り)、Do a Front(山口県)他、これまでに空白のプロジェクトの制作プロセスや展覧会で関わりのあったサイトより、日常の中に作品がある光景をリアルタイム中継します。
サイト名、設置作品は以下の通り。

・福島:縁側の家 双葉郡広野町 《  鈴》
・東京:國學院大學 文学部 松谷容作研究室 《  鈴》、《想像上の修辞法》
・京都:京都芸術センター 《を超える為の余白》、《  鈴》、
             《コスモス》、《想像上の修辞法》
・山口: Do a Front 《  鈴》

視聴方法
【会場】blank-online.mhrs.jp
【視聴方法】上記URLにアクセスすることで、複数会場で開催する無観客展示の様子をご鑑賞いただけます。
スタッフ
ブラウジングシステム:渡邉朋也
ストリーミングシステム:斉田一樹
企画制作:津嘉山裕美

関連企画①「3月11日に波に乗ろう」

この日に波に乗ってみる。身体で波を受けてみる。波の実感と共に振り返る10年。

日 時:2022年3月11日(金)
場 所:福島県双葉郡 岩沢海岸(岩沢海水浴場)、縁側の家
定 員:5名
参加費:5,000円(サーフグッズのレンタル費) *現地までの交通費は実費となります。
参加申し込み:こちらのフォームよりお申し込みください。
(お名前、身長、体重、性別、足のサイズをお知らせください)
参加締切:2022年2月20日(日)

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当日のスケジュール

9:45-10:00 集合 Jビレッジ駅(福島県)
       岩沢海岸に移動(車で送迎します)
       →着替え、陸レッスン・海レッスン後に海へ
12:00 サーフィン終了 →休憩 しおかぜ荘(入浴料別途700円)
13:00 縁側の家にてランチ *投げ銭制
      (シェフ特製メニュー:前菜、サラダ、ピザ、肉料理)
       ティータイム、座談会(モデレーター:四方幸子)
15:30 解散 (最寄りの広野駅まで送迎します)

協力:HAVANA AFFAIR

関連企画②「展覧会ガイドツアー」

期間中に三原聡一郎と京都芸術センタースタッフによるオンライン展覧会解説ツアーを開催。本プロジェクトのきっかけである東日本大震災が4連作としてオンプログレスに如何に具体化されてきたか、10年の節目に全作を同時にオンライン展覧会で発表するその意図など、近年整備された京都芸術センターの高速ネットワークインフラのアドバンテージを駆使する展覧会の枠組みについて濃ゆく話す1時間。

日時:2022年3月6日14:00~
会場:blank-online.mhrs.jp

三原聡一郎|Soichiro Mihara

1980年 東京生まれ 現在京都府在住
2004年 多摩美術大学情報デザイン学科卒業、
2006年 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]修了
山口情報芸術センター InterLab勤務を経て作家活動を本格化させる。

世界に対して開かれたシステムを提示し、音、泡、放射線、虹、微生物、苔、気流、土そして電子など、物質や現象の「芸術」への読みかえを試みている。2011年より、テクノロジーと社会の関係性を考察するために空白をテーマにしたプロジェクトを国内外で展開中。2013年より滞在制作として北極圏から熱帯雨林、軍事境界からバイオアートラボまで、芸術の中心から極限環境に至るまで、これまでに計8カ国12箇所を渡ってきた。

主な個展に「空白に満ちた世界」(クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエン,ドイツ,2013/京都芸術センター、2016)、グループ展に、札幌国際芸術祭2014(芸術の森有島旧邸, 2014)、「サウンドアート̶̶芸術の方法としての音」(ZKM、ドイツ、2012)など。展覧会キュレーションに「空白より感得する」(瑞雲庵, 2018)。共著に「触楽入門」(朝日出版社、2016)。アルス・エレクトロニカ、トランスメディアーレ、文化庁メディア芸術祭、他で受賞。プリアルスエレクトロニカ2019審査員。日産アートアワード2020ファイナリスト。また、方法論の確立していない音響彫刻やメディアアート作品の保存修復にも近年携わっている。

http://mhrs.jp/bio

主催

三原聡一郎、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)

共催

國學院大學文学部松谷研究室、縁側の家

URL

http://blank-online.mhrs.jp/

問合せ先

online.blank.2011.2022@gmail.com

助成

小笠原敏晶記念財団、EU-japan fest