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ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU” 福井裕孝『デスクトップ・シアター』
- ジャンル
- 演劇
- カテゴリー
- 公演
- 開催日時
- 2021年7月2日(金)~2021年7月4日(日)
- 会場
- ロームシアター京都 ノースホール
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 共催事業
劇場からテーブル、テーブルから劇場へ
異なる二つのスケールを往還する
ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU” についてはこちら
- 日時
-
7月2日(金)14:00/19:00
7月3日(土)14:00★/19:00
7月4日(日)15:00☆
★託児サービスあり(要事前予約・定員有)
詳細はロームシアター京都WEBサイトをご確認ください。
☆観劇サポート/多言語字幕タブレット貸出あり(要事前予約・定員有)
日本語・英語に対応した多言語字幕タブレットの貸出サービスがあります。
ご希望の方は、fukui.theater@gmail.comまでお申し込みください。
- 会場
- ロームシアター京都 ノースホール
- 演出テキスト
- 人とものの関係を考えるというような漠然としたイメージよりも、もう少し具体的というか、日々の営みの中でのそれを前提にして、人とものが共同・共演する場を構想するなら、舞台は劇場ではなくテーブルになるんじゃないか。テーブルは常に人ともの、また人と人の間にある。地面から切り離され(脚に支えられ)宙に浮かぶ平面上には、劇場よりも純粋な空間が広がっている。そんなわけで、テーブルの上で上演しようと考えた。試演をやった2年前も今も、テーブルの上で何をやればいいのかはよくわかっていない。ただテーブルの上を舞台にすることに決めたので『デスクトップ・シアター』。
福井裕孝
たとえば文楽における人形が操演者なくして歩くことができないように、人形は黒衣を含めてで一体で、つまり人形を地から支持する下半身が黒衣である。デスクトップも“トップ”であって、“トップ”であるということは“ボトム”もあるはず。こちらにもまた、支える下半身の存在が仄めかされている…だから本企画の正しい名称は『デスクボトム・シアター』でもあるのでは…なんて思い巡らしつつ、僕は演劇そのものにおいて下半身とは何なのかが気になってしまって今は仕方がない。ただの支持体にはない珍奇な主体性が、演劇の下半身にもあるのではないか、とか。
吉野俊太郎 - 出演・スタッフ
- 演出:福井裕孝 吉野俊太郎
出演:石原菜々子 今井彩乃 小坂浩之 小中 葵 斉藤ひかり 篠原加奈子 鶴田理紗 野村眞人 宮田直人
舞台美術:古舘壮真
舞台監督:小林勇陽
照明:渡辺佳奈
音響:林実菜
映像:小西小多郎
宣伝美術:明津設計(浅田農)
ドラマトゥルギー:朴建雄
制作:黒木優花
福井裕孝
1996年京都府生まれ。人・もの・空間の関係を演劇的な技法を用いて再編し、その場の状況を異なる複数のスケールやパースペクティブから捉え直す。近年は、天井・周壁・床面によって仕切られた「部屋」という空間単位との関わりのなかで作品を製作する。主な演出作品に『インテリア』(2018,2020)、『マルチルーム』(2019)、『シアター・マテリアル』(2020)など。
吉野俊太郎
1993年新潟県生まれ。2019年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。2017年、卒業制作作品「門」にて首席。同年、Royal Academy Schools(英国)へ交換留学。2019年に東京都小平市にて共有スペース「WALLA」をオープン、以降共同運営に携わる。現在は東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程に在学中。専門は彫刻、研究テーマは「操演」。主に台座や道化、人形や奇術などを調査検討し、彫刻物の自我とその演出法に関する研究を行っている。
主催
福井裕孝
共催
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
URL
問合せ先
福井裕孝 公演担当
E-Mail fukui.theater@gmail.com
料金
チケット料金[ブロック指定・自由席]
前方席|一般:3,300円 U29:2,800円 高校生以下:1,500円
後方席|一般:2,800円 U29:2,300円 高校生以下:1,000円
チケット/申し込み
ロームシアター京都オンラインチケット
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/63053/
*24時間購入可 *要事前登録(無料)
協力
一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構 ジャグリング・ユニット・フラトレス 白昼夢 プリッシマ kondaba
助成
公益財団法人全国税理士共栄会文化財団