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ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム “KIPPU” スペースノットブランク『光の中のアリス』

ジャンル
ダンス/演劇
カテゴリー
公演
開催日時
2020年12月10日(木)~2020年12月13日(日)
会場
ロームシアター京都 ノースホール
料金・その他
有料
事業区分
共催事業
ロームシアター京都×京都芸術センター U35 創造支援プログラム “KIPPU”  スペースノットブランク『光の中のアリス』

まばたき、無用。ぜんぺん、クライマックス。ようこそ、こんなご時世のワンダーランドへ。
「お伽話読んでた頃、そんなこと起こらないわって思っていたけど、ほら今ここ、そのど真ん中!」

こんなご時世に楽しみなスペースノットブランクとの新作がやってきます。『光の中のアリス』。ヒカリス。私は戯曲を書くときはたいがい地獄にいますが、構想を練るのは楽しいものです。いま手元にあるのは、たくさんのアリスと猫、『詳注アリス』、『テンペスト』、『しあわせな日々』、ミイラ、魔女、信仰、animate、こんなご時世……構想を練るのは楽しいものです。スペースノットブランクは元気です。このままみんなで地獄を乗りきることができれば、きっとおもしろいものが生まれてくるでしょう。12月、ロームシアター京都にて。ご期待ください。(松原俊太郎)

二人組の舞台作家・小野彩加と中澤陽からなるスペースノットブランクが、劇作家・松原俊太郎と創る新しい舞台『光の中のアリス』(略して「ヒカリス」)。2020年5月『ささやかなさ』(作:松原俊太郎)SCOOL(東京)公演、同年8月『フィジカル・カタルシス』THEATRE E9 KYOTO(京都)公演の中止を余儀なくされ、光を失いかけたスペースノットブランクが、松原俊太郎、個性豊かなクリエーションメンバーたちと共に光を取り戻し、そして光を与えるべくロームシアター京都に迷い込みます。

■出演・スタッフ
作:松原俊太郎
出演:荒木知佳 小野彩加 古賀友樹 佐々木美奈 中澤陽 矢野昌幸
演出:小野彩加 中澤陽
音楽:Ryan Lott
音響:櫻内憧海
照明:中山奈美
映像:stackpictures
舞台監督:河井朗
保存記録:植村朔也
デザイン:松田泰典
制作:沢大洋 花井瑠奈
協力:プリッシマ (有)レトル This Is Meru お布団 青年団 ルサンチカ 東京はるかに FooDoo’s

日時
2020年12月10日(木)―12月13日(日)
12月10日(木)19:00★
12月11日(金)19:00
12月12日(土)13:00★
12月13日(日)13:00☆
*受付開始は60分前、開場は30分前
*上演時間:約100分

★=ポストパフォーマンストーク(約30分間)
10日(木)19時 ゲスト:松原俊太郎
12日(土)13時 ゲスト:荒木知佳 古賀友樹 佐々木美奈 矢野昌幸
*すべての回に小野彩加と中澤陽が登壇します。
☆=託児サービス

会場
ロームシアター京都 ノースホール
ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム”KIPPU”とは?
次代を担う若手アーティストが京都から羽ばたく!新たな創造支援プログラムの3年目。

若手アーティストの発掘と育成を目的に、ロームシアター京都と京都芸術センターが協働して行う創作支援プログラム“KIPPU”。3年目は、中川裕貴(京都)、シラカン(神奈川)、スペースノットブランク(東京)の3組を採択しました。チェロという楽器の中に潜む「声」を様々な演奏手法によって引き出し、枠組みや境界、フレームの存在/非存在を考えることを”音楽コンサート/ホール”の形式の中で試みる活動を行う中川裕貴。この世界に存在はするけれど目に見えないモノ・コト(例えば四季、死、花粉症)を過剰な見立てや奇抜な美術の中、独特な言い回しの会話を中心に可視化させ、観客に向け表現するシラカン。新しい表現思考や制作手法を開発しながら舞台芸術の在り方と価値を探究し、環境や人との関わり合いと自然なコミュニケーションを基に有機的な作品を創造するスペースノットブランク。個性あふれる3団体のフレッシュな感覚によって、ロームシアター京都にどのような空間が立ち上がるのか、ご期待ください。

スペースノットブランク Ayaka Ono & Akira Nakazawa

小野彩加と中澤陽が舞台芸術を制作するコレクティブとして2012年に設立。舞台芸術の既成概念に捉われず新しい表現思考や制作手法を開発しながら舞台芸術の在り方と価値を探究している。環境や人との関わり合いと自然なコミュニケーションを基に作品は形成され、作品ごとに異なるアーティストとのコラボレーションを積極的に行なっている。2017年、第8回せんがわ劇場演劇コンクールにてグランプリ受賞。2018年、下北ウェーブ2018に選出。2019年、利賀演劇人コンクール2019にて優秀演出家賞二席受賞(小野彩加 中澤陽として)。2021年、金沢21世紀美術館「アンド21」2021年度芸術交流共催事業に選出。

ウェブサイト:https://spacenotblank.com

松原俊太郎

劇作家。1988年、熊本県生まれ。神戸大学経済学部卒。2015年、処女戯曲『みちゆき』で第15回AAF戯曲賞大賞受賞。2019年『山山』で第63回岸田國士戯曲賞を受賞。小説『ほんとうのこといって』を「群像」(講談社)2020年4月号に寄稿。主な作品に『忘れる日本人』『正面に気をつけろ』『ささやかなさ』等。2020年度セゾン文化財団セゾン・フェローⅠ。

主催

スペースノットブランク

共催

共催:京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都市
助成:芸術文化振興基金 京都市文化芸術活動緊急奨励金 公益財団法人セゾン文化財団

問合せ先

スペースノットブランク
spacenotblank@gmail.com

料金

全席自由・日時指定
一般:3,400円(当日券:4,000円)
30歳以下/60歳以上:2,400円(当日券:3,000円)
18歳以下:一律600円

チケット/申し込み

スペースノットブランク オンラインチケット
https://spacenotblank.com
(24時間購入可、クレジット決済/コンビニ決済)