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カポエィラ・アンゴーラ ――身体・音楽・精神のトランス――
- ジャンル
- その他/ダンス/演劇/音楽
- カテゴリー
- レクチャー/ワークショップ/公演/展覧会
- 開催日時
- 2017年6月9日(金)~2017年6月11日(日)
- 会場
- 京都芸術センター
- 料金・その他
- 有料
- 事業区分
- 主催事業
ブラジルの伝統芸能、カポエィラを体感できる三日間!
今回は、京都で精力的に活動するカポエィラ・グループ・インジンガとともに、3日間にわたり、ブラジルの伝統芸能カポエィラのワークショップやレクチャーを展開します。また、日本各地から招聘する講師陣を招いての演舞(ホーダ)の実演も行います。
今回紹介する「カポエィラ・アンゴーラ」は、いくつかあるカポエィラの流派のなかでも、もっとも伝統的とされています。カポエィラにおいての重要な概念「トランス(高揚感・一体感)」とはいったいどのようなものなのでしょうか? この機会に、ブラジルの歴史、身体・精神・音楽性に触れ、初心者、経験者、多くのカポエィラの同志が集まることによって生み出される「トランス」をぜひ体験してみてください!
ワークショップ
会場:フリースペース
<初心者向けコース>
*要事前申し込み/各定員30名
日時:6月11日(日) 13:00 – 14:00 ①音楽 / 14:00 – 15:00 ②動き
料金:各回1,000円
※別日程にて経験者向けコースも開催します。詳細は下記をご覧ください。
カポエィラ・グループ・インジンガ京都 イベントページ
https://www.nzingakyoto.com/capoeira-angola-2017-kyoto
<ワークショップ参加者による実演(ホーダ)>
日時:6月11日(日)17:30 – 18:30
入場無料・事前申込不要
- 日時
- 2017年6月9日 (金) – 6月11日 (日)
- 会場
- 京都芸術センター
- 展示とレクチャー
- カポエィラ・アンゴーラに関する展示と、招聘講師とゲストによる、さまざまな角度からのトークを開催します。いずれも入場無料、予約不要です。お気軽にお越しください!
展示
会場:ミーティングルーム2
日時:6月9日(金)- 11日(日)13:00 – 20:00
カポエィラ・アンゴーラの紹介映像、写真、テキスト等を展示します。レクチャー
司会:都留ドゥヴォー恵美里
いずれも入場無料、予約不要「カポエィラ・アンゴーラとは?」
日時:6月10日(土)13:30 – 15:30
講師:荒川幸祐(グループインジンガ京都代表)「カポエィラとアフリカの音楽」
日時:6月11日(日)13:00 – 15:00
ゲスト:矢野原佑史(京都大学アフリカ地域研究資料センター研究員、国立民族学博物館外来研究員)「日本とブラジルの伝統芸能」
日時:6月11日(日)15:30 – 17:30
ゲスト:宇髙竜成(金剛流能楽師) - ショーケース
- 生粋のカポエリスタ達による「ホーダ(演舞)」の実演。本格的なカポエィラの空間を、ぜひ体感してみてください!
招待講師らによるホーダ(演舞)
日時:6月10日(土)16:00 – 18:00
会場:フリースペース
出演:柴田健児、吉田佳代、小飯田吉史(以上GCAP)、風間雄太(FICA)、荒川幸祐(インジンガ)、他
観覧無料・予約不要
※カポエィラ経験者の方についてはご参加いただくこともできます。
カポエィラ・グループ・インジンガ 京都
ブラジルのサルバドールに本部がある、カポエィラ・アンゴーラのグループの、京都で練習、活動をしている支部。ほかにも、ブラジル国内に三都市(サンパウロ、リオデジャネイロ、ブラジリア)、メキシコ、ドイツに支部がある。インジンガ グループは師範たちの教えのもと、アンゴーラ流派の継承をかかげて活動している。
また、カポエィラを通して人権の尊重、社会的平等や人種や性差別の問題に取り組んでいる。
京都支部は2015年5月5日よりグループとして始動。
https://www.nzingakyoto.com/
師範:柴田 健児(シバタ ケンジ)|東京(GCAP – Grupo de Capoeira Angola Pelourinho Tokyo)
日本人で初めてカポエィラ・アンゴーラの師範の資格を授与される。しなやかな動きと見る人を惹きつけるエネルギー溢れる音楽性を備える。GCAPグループはブラジルに本部を置くグループで柴田氏によって日本支部が開設され、2016年で15周年を迎える。東京・京都・浜松に支部がある。
準師範:吉田 佳代(ヨシダ カヨ)|京都(GCAP – Grupo de Capoeira Angola Pelourinho Kyoto)
日本人女性として初めて準師範の資格を授与される。重心のしっかりとした華麗な動きとバランスを備えている。GCAPグループの日本支部創設期よりグループの中心メンバーとして活動。ブラジルにも数年在住し本場の教えを受け継ぐ。
準師範:小飯田 吉史(コイイダ ヨシフミ)|京都(GCAP – Grupo de Capoeira Angola Pelourinho Kyoto)
GCAPグループの準師範。しなやかな動きと動物的なリズム感を備えている。ブラジルにも数年在住し本場の教えを受け継ぎ、2012年より京都で活動を続ける。
準師範:風間 雄太(カザマ ユウタ)|東京(FICA – Fundação Internacional de Capoeira Angola)
FICAグループの準師範の資格をもつ東京支部の代表。多彩な動きの中での特徴的な遊び心を備えている。FICAはブラジルに本部を置くグループで、全世界に 30グループ以上存在する大きな組織である
矢野原 佑史 (ヤノハラ ユウシ)
京都大学アフリカ地域研究資料センター・研究員 国立民族学博物館・外来研究員
2005年より、カメルーンのアーバン・ミュージックとピグミー系狩猟採集民の音楽を研究している。
映像/音楽人類学研究者。
宇髙 竜成 (ウダカ タツシゲ)
金剛流能楽師
二十六世宗家・金剛永謹に師事。京都を中心に国内・国外にて舞台公演を行う。また、舞台活動のかたわら、お稽古教室やワークショップを主催し、能の普及に勤める。
都留ドゥヴォー恵美里 (ツル エミリ)|京都 (インジンガ – Grupo Nzinga de Capoeira Angola Kyoto)
京都大学大学院人間・環境学研究科 博士
モダニズム以降のブラジルの芸術、なかでも特に日系芸術家について研究。2013年よりインジンガに所属。今回は司会として参加。
荒川 幸祐(アラカワ コウスケ)|京都 (インジンガ – Grupo Nzinga de Capoeira Angola Kyoto)
グループインジンガ京都代表
2002年に京都でカポエィラを始め、その後修行のため幾度となくブラジルを訪問。インジンガには2009年に入門し、ブラジルに在住。2014年に としての資格を授与され、2015年京都で正式にグループを立ち上げる。今回のイベントの主催者で、積極的に全国でカポエィラを教える活動を続けている。
KAC TRIAL PROJECT / Co-programとは
京都芸術センターは今年度より、アーティストとの連携を強化して創作・発表の場を広げるべくKAC TRIAL PROJECT / Co-programを始動。昨年12月に、カテゴリーA「共同制作」(公演事業)、カテゴリーB「共同開催」(展覧会事業)、カテゴリーC「共同実験」(リサーチ、レクチャー、ワークショップ等)、カテゴリーD「KAC セレクション」(舞台芸術の分野での発表に限定した支援)の4つの枠組みの中でプランを募集しました。
主催
カポエイラ・グループ・インジンガ
京都芸術センター
URL
問合せ先
京都芸術センター
TEL: 075-213-1000
カポエイラ・グループ・インジンガ
E-mail: ginganzinga@gmail.com
TEL: 080-4986-1946
チケット/申し込み
ワークショップ申込
(初心者向け)
京都芸術センターウェブサイト申込フォームからお申込みください。
※参加費は当日お支払いください。
※※展示、レクチャー、ホーダ(演舞)の観覧については、申し込み不要です。また、経験者向けWSの申し込みにつきましては、https://www.nzingakyoto.com/をご覧ください。