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アーティスト・イン・レジデンスプログラム2018:エクスチェンジ/ARTSPACE オープンスタジオ
- ジャンル
- 美術
- カテゴリー
- 展覧会
- 開催日時
- 2018年9月26日(水)~2018年9月30日(日)
- 会場
- 京都芸術センター 制作室1(北館1F)
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
シドニーを拠点に活動する、ガーウィン・デイビスによる2ヶ月間の滞在制作の成果を展示します。
記録的な酷暑となった今年の夏を京都芸術センターで過ごしたデイビス。彼のリサーチは、自らがポートレートを撮るのにふさわしい「空間」を求めて館内各所を探索することから始まりました。滞在を経るにつれ、その範囲は神戸、大阪、奈良へと広がります。
空間や場所について思索し、自作した衣装をまとってデイビスの撮影は行われます。全身を覆うその形状は、衣服というより新たな生命体を模しているかのようです。画用紙やスプレー塗料、模型材料など身近な素材が好まれ、手遊び的な軽やかさをもって、写真の中のキャラクターは実現されます。キャラクターは一見滑稽ながらも、それを楽しむことにどこか後ろめたさと、パーティの残骸のような後味を覚えます。
自身にとって写真とはフェイクである、と明言するデイビス。彼が創り出すこの世界観は、明らかな偽物(=フィクション)でありながらも、どこかそうとは言い切れない曖昧さをはらんでいます。このオープンスタジオは、私たちが彼の写真を通して、一体何を真実と思うのか、遊戯的に試行する機会となるのではないでしょうか。
空間や場所について思索し、自作した衣装をまとってデイビスの撮影は行われます。全身を覆うその形状は、衣服というより新たな生命体を模しているかのようです。画用紙やスプレー塗料、模型材料など身近な素材が好まれ、手遊び的な軽やかさをもって、写真の中のキャラクターは実現されます。キャラクターは一見滑稽ながらも、それを楽しむことにどこか後ろめたさと、パーティの残骸のような後味を覚えます。
自身にとって写真とはフェイクである、と明言するデイビス。彼が創り出すこの世界観は、明らかな偽物(=フィクション)でありながらも、どこかそうとは言い切れない曖昧さをはらんでいます。このオープンスタジオは、私たちが彼の写真を通して、一体何を真実と思うのか、遊戯的に試行する機会となるのではないでしょうか。
- 日時
-
9月26日(水)-30日(日)
13:00-17:00 - 会場
- 京都芸術センター 制作室1(北館1F)
- アーティスト・トーク
- 日時:9月29日(土)14:00-15:30
会場:制作室1
※入場無料・事前申込不要
※逐次通訳あり - エクスチェンジ/ARTSPACE
- 京都芸術センターでは今年度より、Australia Council for the Artsとのエクスチェンジプログラムを始めました。両機関が公募によって選出したアーティストを、京都とシドニーそれぞれの都市へ派遣し、2ヶ月間の滞在制作をサポートします。京都芸術センターからは、大阪在住のアーティスト、佃七緒(つくだ・ななお)をシドニーの「ARTSPACE」へ送り出しました。
https://www.artspace.org.au/ - ANEWAL GALLERY
- 元々錦糸問屋だった築130年の京町家を改修し、展覧会やトークイベントなどアートプロジェクトの企画と運営を行う上京区のオルタナティブ・スペース。本プログラムでは、ガーウィン・デイビスの2ヶ月間の滞在先として京都芸術センターと連携しています。
http://gallery.anewal.net/index.html
ガーウィン・デイビス (Gerwyn Davies)
滞在期間:8月1日(水)-9月30日(日)
1985年イプスウィッチ(クイーンズランド州、オーストラリア)出身。
自作衣装によるポートレートを撮影し、写真作品を制作。自身のカタログページを更新するという感覚で独自の衣装を着用し、カメラの前に立ち続ける。物質世界におけるデジタル表現の虚構性の中で、どのように自己表現をし続けることが可能であるのかを問う。
https://www.gerwyndavies.com/
主催
京都芸術センター
問合せ先
京都芸術センター
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp
協力
ANEWAL GALLERY、ARTSPACE、Australian Council for the Arts
助成
平成30年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業