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『Tips』展
- ジャンル
- 美術
- カテゴリー
- 展覧会
- 開催日時
- 2018年6月1日(金)~2018年7月16日(月)
- 会場
- 京都芸術センター ギャラリー北・南
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
ビスや釘ではなくクランプで固定する。脚立を台座代わりにする。写真をテープやクリップで留める。インスタレーションには時折、興味深いささやかな技法を発見することができます。
これらの技法は、それ自体が表現の核心になるのではなく、脇役として全体の中で機能し、作品の輪郭を形成している様に感じられます。本展では、このようなインスタレーションのささやかな技法に注目してTipsと名付け、5人のアーティストの作品を紹介します。
- 日時
-
2018年6月1日 (金) – 2018年7月16日 (月)
10:00 ~ 20:00
※7月14・15・16日は 17:00 まで - 会場
- 京都芸術センター ギャラリー北・南
- 出展作家
- 池田剛介、熊谷卓哉、小松千倫、三野新、宮坂直樹
- 関連企画
- アーティスト・トーク
日時:6月2日(土)15:00 – 17:00
会場:ミーティングルーム2
料金:入場無料、事前申込不要
ゲストスピーカー:長谷川新(インディペンデント・キュレーター)レセプション
日時:6月2日(土)17:00-18:00
会場:ミーティングルーム2
料金:入場無料、事前申込不要レクチャー
日時:6月23日(土)16:00-
会場:ミーティングルーム2
料金:入場無料、事前申込不要
講師:髙濱史子(建築家)パフォーマンス『Prepared for FILM』三野新
日時:2018年6月3日(日)15:00-16:00
会場:ギャラリー北
※入場無料・事前申込不要
宮坂直樹 (みやさか・なおき)
1985年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士課程修了。認識の方法によって様々に現れる空間の概念を基に、空間構成を研究する。また、ヴェルニッサージュのグラスやギャラリーのベンチなど、現代美術におけるデザインを手がける。主な展覧会に「Exercise for Death」(ARTZONE、京都、2017)、「空間越え」(遊工房アートスペース、東京、2012)など。
website: http://www.naokimiyasaka.com
池田剛介(いけだ・こうすけ)
1980年福岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作を行う。主な展覧会にMalformed Objects―無数の異なる身体のためのブリコラージュ」(山本現代、東京、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、台中、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」(愛知)「堂島リバービエンナーレ2011」(大阪)など。
website: http://kosukeikeda.net
熊谷卓哉(くまがい・たくや)
1987年京都府生まれ。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。美術家、特に彫刻領域に言及。制作活動の傍ら京都にてアーティスト・ラン・スペース「波さがしてっから」を共同運営、展示企画を行う。主な展覧会に「ウッホッホウホウホアートショー」(波さがしてっから、京都、2016)、「3/2, 4」(Bambinart Gallery、東京、2015)など。
website: オルタナティヴ・スペース「波さがしてっから」
小松千倫(こまつ・かずみち)
1992年高知県生まれ。2009年より楽曲を制作、国内外で作品発表を行う。近年は美術家・金氏徹平の舞台作品やファッションレーベル PUGMENT の音楽を担当。また空間の特徴を解析し、インスタレーションや音響作品を展開する。主な展覧会に FAKEBOOK」(Workstation.、東京、2016)、「シンフォニーLDK」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2017)など。
website: http://kazumichi-komastu.tumblr.com
三野新(みの・あらた)
1987年福岡県生まれ。ニカサン主宰。写真家、劇作家、演出家。「 恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに作家活動を行っており、物語・写真行為・演劇 を横断的に試行/思考しながら制作している。 主な受賞歴にフェスティバル / トーキョー 12’ 公募プログラム選出、第2回 ・ 第4回写真「1_WALL」展入賞、第17回AAF戯曲賞ファイナリストなど。
website: https://www.aratamino.com
長谷川新(はせがわ・あらた)(関連企画ゲストスピーカー)
インディペンデント・キュレーター。 1988年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。主な企画に「無人島にて―「80年代」の彫刻/立体/インスタレーション」(2014年)、「パレ・ド・キョート/現実のたてる音」(2015年)、「クロニクル、クロニクル!」(2016-2017年)、「不純物と免疫」(2017-2018年)など。PARADISE AIR2017-2018年度ゲストキュレーター。日本写真芸術専門学校講師。日本建築学会書評委員。
髙濱史子(たかはま・ふみこ)(関連企画レクチャー講師)
1979年生まれ。2003年京都大学卒業。東京大学大学院に進学、スイス連邦工科大学チューリヒ校留学、Christian Kerez、HHF Architectsでのインターンシップを経て2007年同大学院修士課程修了。2007年より2012年までHerzog & de Meuron勤務。2012年 +ft+/高濱史子建築設計事務所設立、神戸大学学術推進研究員。2013年-2015年東京大学特任研究員。2017年より工学院大学非常勤講師、京都造形芸術大学非常勤講師。2015年35歳以下の若手建築家によるガラス建築の設計競技にて最優秀賞受賞。主な作品に「Christian Dada Singapore」ほか。著書に『海外で建築を仕事にする』(共著、学術出版社)。
主催
宮坂直樹、京都芸術センター
共催
協力:東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
助成:アーツサポート関西
問合せ先
京都芸術センター
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
E-mail:info@kac.or.jp