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《STUDIO OPEN DAY》vol.1
- ジャンル
- ダンス/演劇/美術/音楽
- カテゴリー
- トーク/ワークショップ/公演
- 開催日時
- 2022年9月16日(金)~2022年9月18日(日)
- 会場
- 京都芸術センター 各制作室、講堂、ミーティングルーム2、ギャラリー南
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
制作室のアーティストに会いに行こう!
《STUDIO OPEN DAY》は「明倫ワークショップ」を集中して行う3日間です。制作室を使用しているアーティストや団体が、普段おこなっている活動を紹介するとともに、子どもも大人も楽しみながら様々な体験ができるイベントです。
親子で参加できるダンス、第一線で活躍する団体の公開稽古、スマホひとつで参加できる動画のワークショップや、海外アーティストによるトークイベントなどなど。元教室や講堂をはじめ、旧明倫小学校のレトロな校舎のいろんな場所で開催されます。
ぜひこの機会に京都芸術センターを丸ごとお楽しみください!
- 日時
- 2022年9月16日(金) – 9月18日(日)
- 会場
- 京都芸術センター 各制作室、講堂、ミーティングルーム2、ギャラリー南
- ① 篠田千明「滞在・リサーチ成果報告トーク」
- Co-Program2022 カテゴリーC「共同実験」採択企画、篠田千明による滞在リサーチ「Ruwatan(ルワタン)と魔除けのリサーチ・作品制作」を、京都芸術センターで9月に行いました。
インドネシアのルワタンという魔除けの伝統芸能と、日本の「まじない」についてのリサーチを行った成果について報告します。日 時:9月16日(金) 19:00~20:30
会 場:講堂 ※会場が変更になりました
料 金:無料、事前申込不要(定員20名)
対 象:中学生以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴可) - ② ソノノチ「制作室をあければ」
- 「クリエイションをする私たち」の展示
ソノノチでは、2019年に上演した『家をあければ』という作品で、滞在制作と滞在生活を同じ家の中で行い、そのリアルを一度記録(アーカイブ)して、その様子を再現する、ということを試みました。
私たちは風景を織りなすひとつの要素として、自らの役を演じることに没頭していきます。今回は私たちが創作の現場で過ごす、長い時間のうちのある一日を展示します。その日はクリエイションはもちろん、トークをしたり、食事をするために外に出るなどして、そこにいない時間もすべて展示します。クリエイションに取り組む人々の風景、ぜひ覗きに来て下さい。日 時:9月17日(土) 10:30~18:30
会 場:制作室12
料 金:無料、事前申込不要
対 象:小学生以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴可) - ③ セレノグラフィカ「びっくりキッズダンス!」
- この日出会ったみんなで、楽しいダンスを完成させよう!
集まったメンバーで、ゲームのように身体を動かしてみましょう。ゲームのルールが変わると身体もドンドン変わっていきます。あびちゃん(阿比留修一)やまほさん(隅地茉歩)と一緒に、身体を動かすって楽しいなと実感するワークショップです。さっき会ったばかりなのに、全員で一曲踊れちゃうなんてびっくり!!新しいお友だちもできて、ごきげんな土曜日にしましょう。
日 時:9月17日(土) 13:00~14:30
会 場:制作室7
料 金:無料、要事前予約(定員8名)
対 象:4歳以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴可) - ④ DOJOJI活動体「大公開稽古」
- 誰もみたことがない踊りのお稽古を大公開。道場訓は必ず守ろう。
DOJOJI活動体による「大公開稽古」は、伝統芸能の師弟関係に着眼し、踊りのペダゴジィ(=pedagogy:教え方、学び方)を思考するプロジェクトです。DOJOJI活動体は、2022年3月に関西在住の現代アーティストによって結成されました。伝統芸能の当事者ではないコンテンポラリーダンサーを師匠(余越保子)と弟子(垣尾優)の関係に仮想的に設定し、古典舞踊『京鹿の子娘道成寺』の稽古を行い一般公開します。誰でも見学可能です。
日 時:9月17日(土) 15:00~16:30
会 場:講堂 ※会場が変更になりました
料 金:無料、事前申込不要
対 象:小学生以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴可) - ⑤ トークセッション:石黒健一×ジェナ・リー「translating」
- 国際的に活躍する2人のアーティストによるトークセッション
京都・滋賀を拠点に活動する石黒健一と、オーストラリア、シドニーを拠点に活動するアーティスト・イン・レジデンス2022招聘作家、ジェナ・リーによるトークセッションです。様々な文化や歴史のリサーチを通じて制作をおこなう2人のアーティストの作品や活動を“翻訳”という視点から紹介します。
日 時:9月17日(土) 17:30~19:00
会 場:ギャラリー南
料 金:無料、事前申込不要(定員20名)
対 象:中学生以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴可)
言 語:日本語、英語 ※逐次通訳あり - ⑥ てんこもり堂「演劇ワークショップ『のすたるじっくりわーくしょっぷ』」
- 岸田國士さんの戯曲を読んで、動いて、ノスタルジーにジックリと浸かりませんか?
岸田國士さんの戯曲「明日は天気」(青空文庫)を声に出して、そして動きながら読みます。3人1組のグループで、役を交互に変えながら、戯曲の深みを味わうことを目指します。大正・昭和に活躍された岸田國士さんの戯曲の設定や登場人物の面白さ、台詞の面白さを、てんこもり堂流にスパイスとアレンジを加えて、戯曲冒頭のワンシーンを作ります。
日 時:9月18日(日) 10:30~12:00
会 場:講堂 ※会場が変更になりました
料 金:無料、要事前申込(定員6名)
対 象:18歳以上
持ち物:筆記用具、動きやすい服装 - ⑦ 遠山由美「未来ポスト in Kyoto」
- 一年後の自分に手紙を書いて投函しよう!
一年後の自分を想像して鉛筆で手紙を書いてみる。封筒に入れ、切手を貼って、未来ポストに投函する。手紙の内容は自由、夢や目標、困ってること、あるいはさっき食べたもの、今、目の前にある物とか気持ち、絵、何でもいい。投函された手紙は一年後、各参加者の手元に届けられる。
当日は投函用のポスト、筆記具、便箋、切手などをご準備してお待ちしております。日 時:9月18日(日) 13:00~14:30
会 場:制作室6
料 金:無料、事前申込不要
対 象:小学生以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴可) - ⑧ HIxTO ヒクト「音からダンスを作るキッズ身体表現クラス」
- 集まれちびっこ振付家!子供の為の身体表現ワークショップ
絵を見て創造するオノマトペを使って振り付けを考え、小作品を作ってみましょう。“想像し、発見し、表現して伝える” ひとりひとりが自分の表現にチャレンジし、みんなで相手の表現を受け取っていく事を大切にしながら、からだを使ったダンスならではのコミュニケーションを体験します!
日 時:9月18日(日) 15:00~16:30
会 場:講堂 ※会場が変更になりました
料 金:無料、要事前申込(定員15名)
対 象:小学生以下(未就学児参加可・中学生以上は要相談)
持ち物:動きやすい服装 - ⑨ 男肉 du Soleil「男肉とショート動画のダンスを作ろうぜ!」
- ティックトック用オリジナルダンスを作る作業に参加してみませんか?
ティックトック、インスタ、YouTubeショート動画用のオリジナルダンスを作ります
15秒から30秒程度の、バズるかもしれないしバズらないかもしれないダンスのクリエイション作業にあなたも入ってみませんか。
最後は撮影をして、あなたもこれでティックトッカー。日 時:9月18日(日) 17:00~18:30
会 場:制作室6
料 金:無料、要事前申込(定員5名)
対 象:18歳以上(未就学児は保護者1名につき1名同伴)
持ち物:スマートフォン(事前にTik Tok、Instagram等のアプリをダウンロードください。お持ちでない場合は要相談)、タオル、室内靴(なくても可)
Profile① 篠田千明(しのだ・ちはる)
演劇作家、演出家、イベンター、観光ガイド。
2004年に多摩美術大学の同級生と快快を立ち上げ、2012年に脱退するまで、中心メンバーとして主に演出、脚本、企画を手がける。以後、バンコクを拠点としソロ活動を続ける。『四つの機劇』『非劇』と、劇の成り立ちそのものを問う作品や、チリの作家の戯曲を元にした人間を見る動物園『ZOO』、その場に来た人が歩くことで革命をシュミレーションする『道をわたる』などを製作している。2018年BangkokBiennialで『超常現象館』を主催。2019年台北でADAM artist lab、マニラWSKフェスティバルMusic Hacker’s labに参加。
2020年3月に帰国、練馬を拠点とする。
Profile② ソノノチ
旅するパフォーミング・アート グループ。京都を拠点に2013年1月より活動を開始。
屋内外を問わず空間が内包する膨大な情報を、観客の中に流れる時間や記憶と結びつける独自の演出手法で作品を発表している。2020年1月 の『たちまちの流(ながれ)』(Co-program 2019カテゴリー D「KACセレクション」採択企画)を端緒として、風景演劇プロジェクトを立ち上げ。その日その場所にしかない再現不可能な作品を居合わせた人々と共有し続けている。
Profile③ セレノグラフィカ
1997年に設立。関西を拠点に国内外、屋内外を問わず幅広く活動を展開するダンスカンパニー。多様な解釈を誘発する不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。隅地茉歩(TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005「次代を担う振付家賞」[グランプリ] 受賞)は「踊るぬいぐるみ」、阿比留修一は「かかとの無い男」とあだ名され、ヨーロッパ、韓国、オーストラリアなど国外でも作品を発表。近年は公演、WS、教育機関へのアウトリーチを含め、あらゆる世代の身体と心にダンスを届けるべく全国各地に遠征を重ねている。
Profile④ DOJOJI活動体
2022年3月に結成。ダンサーがひたすら日本舞踊のお稽古をする姿に第三者が立ち会うことで、学び踊る行為の中にある師弟関係以外の他者(死者、芸の神様、未来の踊り手等)の存在を参加者と共に捉えようとする試み。日本舞踊の制度上、踊ることを許されない(であろう)ダンサーたちが、公の場で高い精度でそれを渡し受けとっていることが、すでにダンスにおける既存の価値観に対する問いかけとなっている。
主な活動メンバー:
余越 保子(よこし・やすこ)|ダンサー
垣尾 優(かきお・まさる)|ダンサー
文(あや)|ダンサー
筒井 潤(つつい・じゅん)|テクスト
金 成基(きむ・そんぎ)|映像・記録
柴田 聡子(しばた・さとこ)| 制作
※今回の企画では余越保子と垣尾優の2名による公開稽古を実施予定。
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活動メンバー経歴
余越保子:ダンサー、振付家。1996ー2015年までNYを拠点に活動。ベッシー賞・最優秀作品 賞を2003年と2006年に受賞。グッゲンハイム・フェローシッ プ、NY市芸術家フェローシップ、ファウンデーションフォー コンテンポラリーアワード、クリエィティブキャピタルなど受賞多数。伝統芸能とコンテンポラリーの国際共同舞台作品を海外にて制作発表してきた。 2015年より、実験音楽家のゲルシー ベルと、能「山姥」をベースにした「shuffleyamamba:」に着手。 女性芸能者の継承を巡る本作品の第1弾 は、城崎国際アートセンタより豊岡市の永楽館にて2019 年に上演。第2弾は、昨年12月、ヨコハマダンスコレクショ ンに招聘された。愛知県芸術劇場主催第20回AAF戯曲賞受賞記念公演『リンチ(戯曲)』の演出を担当、本年度11月に上演予定。
垣尾優:ダンサー、振付家。『それから』公演 Solo ダンス作品 主催 KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 。『愛のゆくえ』公演 Solo ダンス作品 主催 DANCE BOX ソロダンスシリーズ vol.3。塚原悠也とパフォーマンス集団 Contact Gonzo を結成。PAMO アワード受賞 「吉原治良記念アートプロジェクト 2008」吉原治良賞受賞 。山下残作品『透明人間』(2003)、『船乗りたち』(2005・2012)。岡登志子主宰、Ensemble Sonne 作品。 砂連尾理 演出振付『猿とモルターレ』。JCDN国際ダンス・イン・レジデンス・エクスチェンジ・プロジェクト 日本/フィンランド共同制作 エルビィ・シレン 及び 日本/米国共同制作ノーラ・チッポムラによる日本滞 在制作公演に出演。
Profile⑤ 石黒健一(いしぐろ・けんいち)
1986年神奈川県生まれ。京都府及び滋賀県拠点。2011年広島市立大学大学院博士前期課程修了。2020年旧京都造形芸術大学大学院グローバルゼミ修了。2014年に京都と滋賀の県境に位置する「山中suplex」を共同で立ち上げ、現在も同スタジオを拠点に活動。近年の主な展示に「国際芸術祭 あいち2022」旧一宮市立中央看護専門学校(2022年、愛知)、個展「愚者の金/FOOLS GOLD」3331ギャラリー(2021年、東京)、「余の光/Light of My World」旧銀鈴ビル(2021年、京都)、「Soft Territory かかわりのあわい」滋賀県立美術館(2021年、滋賀)、「Sustainable Sculpture」駒込倉庫(2020年、東京)、「本のキリヌキ」瑞雲庵(2020年、京都)など。主な受賞、助成歴に「平和堂財団芸術奨励賞」平和堂財団(2020年)、「岩井コスモ証券ASK支援寄金」アーツサポート関西(2019年)など。
Profile⑤ ジェナ・リー(Jenna Lee)
オーストラリア・シドニーを拠点に活動するアーティスト。日本人、中国人、フィリピン人などの祖先を持つ彼女は、多くの国籍や文化が折り重なる自身のアイデンティティを探求する作品を制作している。
その作品は、彫刻、インスタレーション、映像、身体装飾など多岐にわたっている。2020年にオーストラリアの芸術賞のひとつである、NATSIAA賞(オーストラリア国立アボリジニ&トレス海峡島民芸術賞)を受賞したほか、2019年、オーストラリアとニュージーランドの新進気鋭の作家を対象とする「ジョン・フライ賞」のノミネート作家と選ばれるなど、今後の成長が期待される作家として、注目を集めている。
Profile⑥ 藤本隆志(ふじもと・たかし)/ てんこもり堂
大阪の人形劇団クラルテを退団後、様々な公演に役者として参加。
てんこもり堂結成の2007年頃より本格的に演出を開始、てんこもり堂全公演を演出している。
2011年、京都府立文化芸術会館主催の「シェイクスピアのコンペ」に参加したことが契機になり、その後から、京都芸術センター明倫ワークショップでは、シェイクスピア戯曲を題材にした「シェイクスピアを旅するワークショップ」を頻繁に行う。
2014年からはオリジナル作品の創作も始め、既成戯曲の演出と作・演出の創作を交互に行いながら、演劇の面白さの「軸」は何かを探している真っ最中。
Profile⑦ 遠山由美(とおやま・ゆみ)
西洋の書カリグラフィを土台に、文字と言葉のはざまにあって、音にならない声を可視化しようと平面作品の制作を始め、1990年代後半より日本語と英語によめる両面文字Dual Letterなど継続的に発表してきた。2013年からは、手で書くことの内省的効用に注目し、拠点とする東京でドゥブサル写本室を主宰しつつ、長野県飯山市、大津市、奈良市へ移り住んで二拠点生活をしている。 第43期(2021.4~5)制作室使用。
Profile⑧ こほりまなえ、井場美穂(いば・みほ)/ HIxTO ヒクト
こほりまなえ/大阪芸術大学舞台芸術学科卒業。幼少期よりクラシックバレエを学び、現在は心を身体に反映させる表現を追及しながら、アウトリーチ事業にて講師を務めるなどダンスと教育の現場へも視野を広げている。
井場美穂/関西を拠点に活動するダンサー。幼少期よりクラシックバレエを始め、在米時に大学にてコンテンポラリー、即興などを広く学ぶ。帰国後、未経験者や子どもに向けた表現クラスを開催し、日常における表現の拡張を目指す。
Profile⑨ 池浦さだ夢(いけうら・さだゆめ)/ 男肉 du Soleil
2004年近畿大学にて碓井節子に師事し、ダンスを学んでいた学生が集まり「男肉 du Soleil」を結成。J-POP、ヒップホップ、レゲエ、漫画、アニメ、ゲームなど、さまざまなポップカルチャーの知識を確信犯的に悪用する方法論のもと、唯一無二のダンスパフォーマンスを繰り広げている。
主催
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
問合せ先
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel:075-213-1000(10:00-20:00)
Mail:studio@kac.or.jp(制作室担当)
新型コロナウイルス感染拡大防止について
以下にご理解とご協力をお願いいたします。
・37.5°以上の発熱のある方や体調不良の方のご入場制限
・入場時の検温および手指消毒、ソーシャルディスタンスの保持
・ワークショップ参加中のマスク着用
・「京都市新型コロナ安心追跡サービス」へのご登録
・新型コロナウイルス感染拡大状況によってはやむなく中止、内容を変更する場合があります。
また万一感染が発生した場合に備え、お客様の氏名、連絡先の情報を把握いたします。
※感染者が出た場合など必要に応じて保健所等の公的機関に情報提供をいたします。
※個人情報保護法を遵守し、個人情報を公演後2週間をめどに廃棄します。
このほか主催者および京都芸術センターが定めるガイドラインに則り実施いたします。必ず事前にご確認ください。
京都芸術センター新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインhttps://www.kac.or.jp/wp-content/uploads/old/2bf067050415c3a97734bd9f4c692557-1.pdf