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《明倫ワークショップ》2023年1月
- ジャンル
- 演劇
- カテゴリー
- トーク/レクチャー/ワークショップ
- 開催日時
- 2023年1月7日(土)~2023年1月29日(日)
- 会場
- 京都芸術センター
- 料金・その他
- 無料
- 事業区分
- 主催事業
講師は、京都芸術センターの制作室で創作活動を行い、京都だけでなく国内外で活躍するアーティストたちです。内容は、実技体験、レクチャー、公開稽古など様々。ぜひご参加ください!
- 日時
- ワークショップごとに異なります
- 会場
- 京都芸術センター
- ①お寿司「お寿司手法 ―ヘレンの場合―」
- “ 格好のつかない/格好をつけない状態“へのワーク
お寿司が初めて行う、演技手法に関してのワークです。
南野詩恵は、格好などつけていない。と思いながら格好をつけたまま人前に出現してしまうと大変だと考えています。
それを避けるために以前はかっこわるい方へ舵きりをしていましたが、かっこわるい方を選ぶと、結果として格好がついてしまいます。それより簡易に、人に見られているのに(なるだけ)“格好のつかない/格好をつけない状態”が立ち上がる手法を、ぜひ皆さんの素直な身体で体験していただきたく思います。それは必ずしも実感を伴うものでは無いと考えています。日時:2023年1月7日(土)18:00~19:00
会場:制作室4(制作室2から変更になりました)
料金:無料
定員:7名
参加条件:特に無し。
持ち物:暖かい服装でお越しください。 - ②YOU―PROJECT「『あひると狐のフライパン』上演会 (ビアトリクス・ポター『あひるのジマイマのおはなし』より) 」
- ー私はアヒルと旅に出るー
えほんにはいろー!ぺんぺんの動く絵本のはじまり、始まりー。YOU-PROJECTでは、コロナ禍を受けて、ソリテュード<孤独>をテーマにした一人芝居を四本作りました。現在制作室では大人向けと子供向けの2つの作品を創作中です。その一つを上演し、演出によるポストパフォーマンストークを実施します。
『あひると狐のフライパン』
(ビアトリクス・ポター『あひるのジマイマのおはなし』より)
作:クスキユウ 演出:松浦友 出演:ぺんぺん(CLAPx CLAP)
ピーター・ラビットで有名なB・ポターの絵本『あひるのジマイマのおはなし』を
一人芝居で演じ聞かせます。「・・・ジギタリス?きつね!オムレツ!?」
子供たちの想像力をフルに刺激して、アヒルとの旅へと連れ出します。日時:2023年1月14日(土)11:00~12:00
※こちらのWSのみ、開場は10分前の10:50です。
会場:制作室4
※会場が変更になりました
料金:無料
定員:25名
参加条件:小学生以下のこどもは保護者同伴をお願いします。
持ち物:特に無し。 - ③したため「3つの『擬娩』についての話」
- ひとつの作品の、初演、再創作、再演のこころみについて
2019年に京都と沖縄で初演されたしたための『擬娩』は、2021年にKYOTO EXPERIMENTにて上演した美術家・やんツーとのコラボレーションによる再創作版を経て、2023年2月に東京で再演されます。ひとつの作品を、初演、再創作、再演するという取り組みについて、過去の上演を映像や写真で紹介しつつ、お話してみたいと思います。「演技」という行為をどのように捉えるか、異分野とのアーティストとどのように協働するかなども話題になりそうです。
日時:2023年1月17日(火)19:00~20:00
会場:制作室6
料金:無料
定員:10名
参加条件:特に無し。
持ち物:特に無し。 - ④安住の地 中村彩乃「若手世代のための『演劇を続ける/つくる』ワークショップ 」~「架空の公演をつくってみる」/「京都芸術センターを使いつくしてみる」
- 演劇を続けたい若手世代のための2回のワークショップ
①「架空の公演をつくってみる」
“公演の企画”や”団体の運営”、そして”どうやって演劇を続けるか”をテーマとします。ワークショップ前半では、講師が自身の経験つかって演劇を続けることについてお話します。後半は、架空の公演を想定し、参加者同士で公演企画書を作ってみましょう。②「京都芸術センターを使いつくしてみる」
数々のプログラムをおこなう京都芸術センターがテーマです。若手アーティストの視点で、センターを自分の活動のために”使いつくす”ことが出来るか?WSでは①で作成した企画書を元に、制作室の申請をしてみます。
施設や制度を利用することで身につく方法論についても知見を深められます。
※①に参加していない方もご参加いただけます。日時:①2023年1月22日(日)15:00~17:00/②1月29日(日)15:00~17:00
会場:①制作室3/②制作室2
料金:無料
定員:各20名
参加条件:演劇をすることや劇団運営、京都芸術センターに興味がある方。初心者も大歓迎です。
持ち物:筆記用具
①お寿司
2016年旗揚げ。京都府拠点の舞台芸術団体。
作・演出・衣装を南野詩恵が担当し、戯曲、衣装、対話、多方向からのアプローチを重ね、多層に散る事象を再編集する演出手法を用いて、観客と上演時間、場所を共有する舞台作品を創造する。簡単に答えの出ない事態に粘り強く関わり、共に創作する“その人”の生にある超個人的な問題や状況を突き詰めて捉え直すことで“その人”そのものを立ち上げ、社会的応答へと昇華した作品を発表する。
2019年 京都芸術センター×ロームシアター京都 U35創造支援プログラム”KIPPU“選出
②YOU-PROJECT
YOU-PROJECTとは、「そこに在る演劇」を命題として、日常の中からお芝居を創っていこうとする試み。これまでW.サローヤン、横光利一、W.シェイクスピア、金明和、ギイ・フォワシイ、平田オリザ、A.チェーホフら時代や国境、ジャンルを越えた作品を生み出してきた。こうした作品製作で得られた知見を、学校での授業やワークショップを通じて社会還元し、そこから新しい発想や演劇へのアプローチを見つけている。
③したため
京都を拠点に活動する演出家・和田ながらのユニット。日常的な視力では見逃し続けてしまう厖大な細部を言葉と身体で接写する、あるいはとらえそこないつまづくさまを連ねるように作品を制作する。主な作品に、作家・多和田葉子の初期作を舞台化した『文字移植』、妊娠・出産を未経験者たちが演じる『擬娩』など。和田は2018年、こまばアゴラ演出家コンクールにて観客賞を受賞。
④安住の地 中村彩乃
1994年生まれ、奈良出身。京都女子大学在学中に演劇を始め、“劇団飛び道具”に所属。その後2017年に“安住の地”を旗揚げ。以降代表を務め、主に俳優として公演に参加。所属劇団のほかに、エイチエムピー・シアターカンパニー、下鴨車窓、階、コトリ会議など、他劇団へも多数出演。大学在学中に教育学を専攻した経験を経て、現在は児童向けワークショップや大学生を対象とした演劇教育の講師なども行っている。
安住の地:京都を拠点に活動している劇団/アーティストグループ。2017年旗揚げ。演劇を主軸に置きながら、音楽・写真・映像・ファッションなど様々なカルチャーとコラボレーションし「ミクストメディア」な作品を発表し続けている。複数の作家やジャンルの異なる作家や俳優が集い、ひとつの作品を組み立てていくスタイルは、SF劇・コメディ・メディアアート劇・VR劇・音楽劇・無言劇などすさまじい振れ幅で展開し、新感覚でカオティックな劇体験を生み出している。
主催
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
問合せ先
京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)
Tel:075-213-1000(10:00-20:00)
Mail:studio@kac.or.jp(制作室担当)
新型コロナウイルス感染拡大防止について
以下にご理解とご協力をお願いいたします。
・37.5°以上の発熱のある方や体調不良の方のご入場制限
・入場時の検温および手指消毒、ソーシャルディスタンスの保持
・ワークショップ参加中のマスク着用
・新型コロナウイルス感染拡大状況によってはやむなく中止、内容を変更する場合があります。
また万一感染が発生した場合に備え、お客様の氏名、連絡先の情報を把握いたします。
※感染者が出た場合など必要に応じて保健所等の公的機関に情報提供をいたします。
※個人情報保護法を遵守し、個人情報を公演後2週間をめどに廃棄します。
このほか主催者および京都芸術センターが定めるガイドラインに則り実施いたします。必ず事前にご確認ください。
京都芸術センター新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドラインhttps://www.kac.or.jp/wp-content/uploads/old/2bf067050415c3a97734bd9f4c692557-1.pdf