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Selected the Resident Artists for the exchange program in partnership with the Australia Council for the Arts and ARTSPACE

Post date
July 10, 2024
Update date
July 10, 2024
Category
News

京都芸術センターでは、異なる文化に触れることで新しい芸術表現を生み出そうとするアーティストや芸術分野の研究者等を支援する、アーティスト・イン・レジデンスプログラムを実施しています。
 昨年度に引き続き、Australia Council for the Arts及びARTSPACE(シドニー)を海外パートナーとし、オーストラリア・シドニーでの滞在制作を希望する現代美術の分野のアーティストを募集しました。また、シドニー側でも同様に京都芸術センターでの滞在制作を希望するアーティストの募集を行いました。両機関と専門家によって構成される審査委員会のもと、2019年派遣アーティスト、招聘アーティストをそれぞれ1名ずつ決定しました。

2019年派遣アーティスト

前田 耕平(まえだ・こうへい)

1991年和歌山県生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科構想設計専攻修了。人や自然、物事との関係や距離に興味を向け、自身の体験を手がかりに、映像やパフォーマンスなど様々なアプローチによる探求の旅を続けている。近年の活動に、南方熊楠の哲学思想を追った「まんだらぼ」プロジェクトや、タイにナマズを探しにいく「パンガシアノドン ギガス」などがある。
ウェブサイト:koheimaeda.com/

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今年度、京都芸術センターへは全25件の応募がありました。

2019年招聘アーティスト

Ross Manning(ロス・マニング)

1978年ブリスベン生まれ。主に光や音を使ったキネティック・アート作品を手掛けている。使われなくなった古いテクノロジーを再利用し、今ある素材や技術と組み合わせることで、新たな知覚体験を生み出している。2019年、オーストラリア現代美術館(シドニー)のグループ展「ザ・ナショナル2019」に参加。
ウェブサイト:https://rossmanning.com/

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今年度、Australia Council for the Artsへは全45件の応募がありました。

滞在期間

前田耕平:2019年8月-9月 ロス・マニング:2019年9月-10月(予定/約2ヶ月)

審査委員会

京都芸術センター、Australia Council for the Arts、ARTSPACE
派遣アーティスト外部審査員:原久子(アートプロデューサー)、朝重龍太(京都府中丹広域振興局 地域アートマネージャー)