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KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMN [Exhibition] Chu Enoki, Futoshi Miyagi, Jun Yang and others “Towards the other side of the world” A project by Michikazu Matsune

Genre
美術
Category
展覧会
Date and time
Thu, Nov 3, 2016 - Sun, Nov 6, 2016
place
Kyoto Art Center Auditorium
Fees & Others
有料
Business Segments
主催事業
KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMN [Exhibition] Chu Enoki, Futoshi Miyagi, Jun Yang and others “Towards the other side of the world” A project by Michikazu Matsune
© Marlene Hausegger

KYOTO EXPERIMENT 2016 AUTUMN公式プログラム
世界はまるい。あちこちに裂け目があるけれど
松根充和が企画する展覧会プロジェクト

パフォーマンス『踊れ、入国したければ!』と並行し、松根充和が企画を手がけるグループ展覧会『世界の向こう側へ』を開催する。
本展は、現在のグローバル社会にあらゆるレイヤーで存在する物理的および心理的な境界線をテーマにした作品を紹介する。旅をすることを題材にし、国境などの境界線における摩擦や矛盾をあぶり出す作品群が、現代社会に生きる我々の在り方を問い直す。

日本人作家では、半刈りの頭でハンガリーを訪ねた美術家・榎忠、そして、自身の記憶や体験に基づき、国籍やアイデンティティといった主題に向き合う沖縄出身のミヤギフトシが出品。その他、トルコとシリアの国境線のフェンスを切り取り、そこにハンモックを掛けて横たわるパフォーマンスを強行したムラット・ゴックや、中国の一人っ子政策をポートレートした映像作品を発表するジュン・ヤンなど、国際的に活躍する作家8名の作品で構成する。
松根充和が 2015年から企画を手掛けている展覧会プロジェクトの KYOTO EXPERIMENTバージョン。

日時
2016年11月3日 (木) – 2016年11月6日 (日)
鑑賞可能時間:パフォーマンス『踊れ、入国したければ!』上演前後1時間の間にご覧いただけます。各開演時間は下記をご確認ください。

11月3日 (木祝) 16:30-
4日 (金) 19:30-*
5日 (土) 14:00-
6日 (日) 19:30-
*ポスト・パフォーマンス・トーク
※受付開始・当日券販売→開演の60分前

会場
京都芸術センター 講堂
参加作家
榎忠(Chu Enoki)
ムラット・ゴック(Murat Gök)
アルド・ジアノッティ(Aldo Giannotti)
マレーネ・ハウスエッガー(Marlene Hausegger)
レオポルド・ケスラー(Leopold Kessler)
ミヤギフトシ(Futoshi Miyagi)
パトリシア・リード(Patricia Reed)
ジュン・ヤン(Jun Yang)

松根充和 | Michikazu Matsune

1973年神戸出身、1997年よりウィーン在住。現代社会を反映するどこか滑稽でシリアスな作品を、パフォーマンス、インスタレーション、写真、ビデオなどのさまざまな形で発表している。コンテンポラリー・ダンサーとして活動した後、身体と物体、場と行動の関係などをテーマに制作している。近年では、覆面マスクで店に入るが、強盗せずに商品を購入し、その成果を展示した『Buydentity Unknown』や、ろう者の人達の手話で繰り広げられる舞台作品『Zeichensturm』などを発表。ロシア人アーティストのマクシム・イリューヒンとの共作『客観的なものの見方』では、お互いが少年時代に無意識に擦り込まれた日本人・ロシア人のアイデンティティーを個人的な観点から再考するパフォーマンスに取り組む。
2010年までは、オーストリアのアーティスト、デービット・スバルとの共作も多数発表。代表的なプロジェクトに、世界二十以上の都市で展開(開店)してきた、客がリストから選んだパフォーマンス小品(商品)を即売するお店『ストア』や、旧ウィーン皇室専用乗馬訓練所(現在、Museumsquartier Vienna)で行った、馬についての歌(ポップソングや子どもの歌など)を、二頭の馬に聴かせるインスタレーション『私は馬です』などがある。2012年より、非常勤講師としてベルリン芸術大学、ザルツブルグ・エクスペリメンタル・アカデミー・オブ・ダンスでパフォーマンスの授業を受け持つ。近年は、パフォーマンスを軸とした展覧会の企画も手掛けている。

http://www.michikazumatsune.info/

榎忠 | Chu Enoki

香川県出身、神戸在住。奇抜なハプニングから、兵器や未来都市をテーマにした金属の作品など、多彩な制作活動を長年続けている。

http://chuenoki.com/

ムラット・ゴック | Murat Gök

トルコ、ディヤルバクル出身、在住。トルコとシリアの国境近くの都市に住み、この地域の政治的状況などを反映した作品を写真などで発表している。

http://www.streetartutopia.com/?p=12005

アルド・ジアノッティ | Aldo Giannotti

イタリア出身、ウィーン在住。時にはユーモラスな、時には挑発的な作品をドローイングやパフォーマンスとして発表している。

http://www.aldogiannotti.com/

マレーネ・ハウスエッガー | Marlene Hausegger

ウィーン在住。世界の様々な都市で、サイトスペシフィックな作品を制作している作家。

http://mmhhh.com/

レオポルド・ケスラー | Leopold Kessler

ミュンヘン出身、ウィーン在住。 いたずらの延長のような公共空間でのパフォーマンスを、写真やビデオに記録した作品群で知られる作家。

http://www.leopoldkessler.net/

ミヤギフトシ | Futoshi Miyagi

沖縄県生まれ、東京都在住。自身の記憶や体験に向き合いながら、国籍やアイデンティティといった主題について、映像、オブジェ、写真、テキストなどの形で発表している。

http://fmiyagi.com/

パトリシア・リード | Patricia Reed

カナダ出身、ベルリン在住。世界経済などのテーマに取り組む美術作家、文筆家。

http://www.aestheticmanagement.com/

ジュン・ヤン | Jun Yang

中国で生まれ、ウィーンで育つ。異文化の中で育った生い立ちなどを題材に制作を続ける作家。

http://junyang.info/bio/

主催

京都国際舞台芸術祭実行委員会[京都市、ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター]

URL

他の演目の情報はこちら
http://kyoto-ex.jp

問合せ先

KYOTO EXPERIMENT事務局(平日 11:00-19:00)
TEL:075-213-5839 / FAX:075-213-5849
E-mail:info@kyoto-ex.jp

料金

公演『踊れ、入国したければ!』チケットのご購入が必要です。
各チケット料金については下記をご確認ください。

一般 前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
ユース・学生 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
シニア 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
高校生以下 前売 ¥1,000/当日 ¥1,000
ペア ¥4,500(前売のみ)
※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※全席自由

松根充和『踊れ、入国したければ!』

日程:2016年11月3日(木祝) –11月6日(日)
会場:京都芸術センター 講堂

http://dev.kac-old.bankto.co.jp/events/19575/