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KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”

Genre
ダンス
Category
公演
Date and time
Sat, Nov 25, 2017 - Sun, Nov 26, 2017
place
Kyoto Art Center Auditorium
Fees & Others
有料
Business Segments
主催事業
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
『RE/PLAY Dance Edit』プノンペン公演 Photo by Kong Vollak
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
『RE/PLAY (Dance Edit.)』横浜公演 Photo by Ryuichiro Suzuki
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
『RE/PLAY Dance Edit』シンガポール公演 Photo by LAW Kian Yan
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
フライヤーデザイン:underson
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
フライヤーデザイン:underson
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
フライヤーデザイン:underson
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
撮影:前谷開
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
撮影:前谷開
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
撮影:前谷開
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
撮影:前谷開
KAC Performing Arts Program 2017/ Contemporary Dance International Co-production “RE/PLAY Dance Edit”
撮影:前谷開

流れ続けるポップ・ミュージック。倒れては踊り続けるダンサー達。カンボジア、シンガポール、日本を拠点とするダンサーたちの、剥き出しの踊りの競演!

 京都芸術センターで実施しているKAC Performing Arts Programでは、舞台芸術の創作・発表へのさまざまな取り組みを通して、その可能性に挑戦しています。

 今回は、Offsite Dance Project、RE/PLAY Dance Edit実行委員会との共同企画のもと、多田淳之介演出によるダンス作品『RE/PLAY Dance Edit』を、カンボジア・シンガポール・日本のダンサーとともに再制作します。
 本作は、きたまりがプログラムディレクターを務めた「We dance 京都2012」にて、多田淳之介率いる東京デスロックの演劇作品『再/生』(2011)を下敷きに制作・初演。強靭な構造とその中で踊る/踊らないダンサーたち晒す剥き出しの身体と踊りで話題を呼びました。
 その後本作は、横浜・シンガポール・プノンペンにおいて、各地のダンサーとの再制作を行い、それぞれの土地やダンサー達の多様さを浮き彫りにしてきました。
 今回の京都での再制作では、これまでの巡回地で出会ったダンサーに加え、オーディションで新たに出演者を選出。土地も文脈も異なるダンサーたちの姿から、アジアの身体、踊り、社会の現在が露わになることでしょう。

日時
2017年11月25日(土) 、26日(日)
25日(土)19:00開演/26日(日)15:00開演
会場
京都芸術センター 講堂
演出
多田淳之介
振付・出演
きたまり、今村達紀、Sheriden Newman、Narim Nam、Chanborey Soy、Aokid、斉藤綾子、吉田燦
演出家・多田淳之介より
2012年に京都のダンサーたちと創った『RE/PLAY Dance Edit』の初演は、自分自身初めてのダンサーとのクリエーションで、身体があり、形があり、動きがあり、ダンスがあり、時間があり、観客がいる、ただそれだけのことで「まさかこんなことになるのか」と興奮し続けた毎日でした。それ以来、横浜では関東のダンサーと、そしてシンガポール、カンボジアでは現地のダンサーに日本のダンサーも加え、この作品は未知なる「まさか、こんなこと」を求めて旅を続けています。「ダンス/演劇」というボーダーから生まれたこの作品は、さらに国、地域、身体、ダンス、バックグラウンド、多様なボーダーを抱えることで変容を続けてきました。執拗に繰り返す/繰り返せない時間の中で、ダンサーたちはそれぞれの振り付けを同時に踊ります。それはソロであり、群舞であり、私たちは違うということであり、私たちが共にいることでもあります。シンガポール、カンボジアからのダンサーも共に、さらに未知なる「まさか、こんなこと」を求め、再び、京都へ。

多田淳之介

関連企画
○ウェルカムパーティー&ディスカッション「あなたのまちの踊りを教えて!」
11月19日(日)18:00~20:00
「あなたのまちの踊りを教えて!」イベントページ

○批評プログラム「〈批評〉をRE/PLAYする」
11月26日(日)終演後17:00~19:00
「<批評>をRE/PLAYする」イベントページ

批評
ダンス研究、ダンスドラマトゥルクの中島那奈子氏と、上演後に行われた批評プログラム「<批評>をRE/PLAYする」(ナビゲーター:藤原ちから)に参加いただいた3名から寄稿いただきました。

大場さやか「すれちがうずれから」
タカハシ「行けない空き地」
F.アツミ「夢のなかですれ違う、出遭いと死」
(以上批評プログラム参加者、順不同)

中島那奈子「REPLAY Dance Edit についての覚書」

演出 多田淳之介 / Junnosuke Tada(Director)

1976年福井県生まれ、神奈川県、千葉県育ち、埼玉県在住。演出家。東京デ
スロック主宰。古典、現代劇、ダンス、パフォーマンス作品まで、言葉、身
体、観客、時間によるその場での現象をフォーカスした作品を創作。全国
の公立文化施設、教育機関でのアウトリーチや創作、アジア、ヨーロッパ
での海外共同製作など「地域密着、拠点日本」をモットーに活動する。2014
年韓国の第50回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。2010年より富
士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督、2015年より高松市アートディ
レクターを務める。

きたまり / Kitamari

1983年岡山県生まれ、大阪府育ち、京都府在住。17歳から舞踏家・由良部正美の元で踊り始める。2001年から2005年まで「千日前青空ダンス倶楽部」のダンサー(芸名・すずめ)として活動。京都造形芸術大学 映像・舞台芸術学科 在学中の2003年より「KIKIKIKIKIKI」主宰。2013年より「Dance Fanfare Kyoto」を企画しダンスシーンの活性化や舞台芸術における身体の可能性を追求するプロジェクトを多数開催。2016年よりマーラーの全交響曲をダンス化するシリーズを開始し「夜の歌」で平成28年文化庁芸術祭・舞踊部門 新人賞受賞。

今村達紀 / Tatsunori Imamura

1981年愛媛県生まれ、京都府在住。演劇の延長上にダンスを始める。2008年から京都に移りe-danceの活動にダンサー、振付家、tuba奏者として関わる。毎日一回どこかで息を止めて踊る「無呼吸」プロジェクトでSeoul Dance Center International Artist in Residence Program に選出。

Sheriden Newman / シェリデン・ニューマン

オーストラリア出身。シンガポール在住。New Zealand School of Danceを2006年に卒業後、オーストラリアのQueensland University of Technology(舞踊学士)を2010年に修了。2011年よりシンガポールのMaya Dance Theatreに参加し、国内外で幅広く活動。中国南陽文化祭、デリー国際芸術祭(2012)、ジョグジャ国際舞台芸術フェスティバルほか、多数のフェスティバルに参加。近年ではHuman Expression Company’s CONTACT festivalの一端を担い、DiverCity2014にも参加している。

Narim Nam / ナリム・ナム

カンボジアの著名な舞踊一家に生まれ、9歳から伝統舞踊を学ぶ。2004年にプノンペンの王立美術大学で振付芸術学部学士号、2009年に韓国芸術総合学校にて振付修士号を取得。現在はカンボジア国立劇団の一員であり、プノンペンに拠点を置くコンテンポラリーダンスのプロダクション、Amrita Performing Artsの主要なメンバーである。
現代舞踊の新作に数多く参加しており、Arco Renz(ドイツ)によるカンボジア現代舞踊『CRACK』、Peter Sellarsのオペラ作品『PERSPHONE』などに参加。Amrita Performing Arts、LASALLE College of the Arts(シンガポール)、台湾の国際若手振付家のプロジェクトへの振付も行っている。

Chanborey Soy / チャンボレイ・ソイ

2002年から2011年まで芸術の中等教育課程にてLakhaon Khaol(カンボジアの古典的な男性マスクダンス)を学ぶ。2011年から2015年にThe Royal University of Fine Artsの学士過程(振付)を修了。SovannaPhum Arts Associationとともに巨大人形影絵を用いた作品を制作・出演。並行して自身の作品を発表、『Lights and Shadow』ではヨーロッパ、ベルリンへのツアーを行うほか、Amrita Performing Artsのアーティストとともに制作したコンテンポラリーダンス作品の上演等、国際的に活躍している。

Aokid / アオキッド

1988年東京都生まれ、東京都在住。14歳の頃よりブレイクダンスを始める。2008年まで日本を代表するブレイクダンスチーム廻転忍者の一員として活動。東京造形大学映画専攻在学中より、イベントやパフォーマンス、コンテンポラリーダンスとしての上演作品制作などを始める。東京ElectrockStiars作品参加などを経て、アーティスト橋本匠との共作『フリフリ』が2016年横浜ダンスコレクションコンペティションⅠ審査員賞を受賞。現在、aokid city、どうぶつえんなどのプロジェクトやイベントを室内や野外でそれぞれ進行している。

斉藤綾子 / Ayako Saitoh

1990年大阪府生まれ、大阪府育ち。現在も大阪府在住にて、関西を拠点に活動。幼少より踊り始め、大阪芸術大学舞台芸術学科舞踊コース卒業。在学中に望月則彦作品『カルメン』でカルメン役を踊る。卒業後は「斉藤DANCE工房」に所属しながら、サイトウマコト、高野裕子、素我螺部、今中友子、きたまり/KIKIKIKIKIKI などの作品に出演。サイトウマコト作品では振付助手を務める。2016年より益田さちとのユニット「…1[アマリイチ]」での活動を始める。

吉田燦 / Yoshida Sun

1998年静岡県生まれ、静岡県育ち、静岡県在住。6歳より前田バレエ団にてクラシックバレエを始め、15歳よりgrand-Gee-groovyにてヒップホップ・ソウルダンス・ロックダンスを始める。2013年より静岡県舞台芸術センター(Shizuoka Performing Arts Center : SPAC)主催、カメルーンの振付家メルラン・ニヤカム作品『タカセの夢』『ANGELS』の2作品に参加し、カメルーン公演・韓国公演・国内公演に出演。2016年には西アフリカのブルキナファソにて、アフリカンダンスのワークショップに参加。その他、京都・福岡等で国内外の振付家のワークショップ等に参加し、国内及び海外作品出演を目指している。

主催

京都芸術センター、NPO 法人Offsite Dance Project、RE/PLAY Dance Edit 実行委員会

URL

http://www.wedance.jp/replay/

問合せ先

京都芸術センター
TEL:075-213-1000
E-mail:info@kac.or.jp

料金

一般前売¥2,000 / 当日 ¥2,500
U25割引 ¥1,000(前売のみ)

WEB予約

・WEBもしくは電話にて前売予約のお客様は、公演当日に現金とチケットを引き換えのうえ、ご入場となります。
・U25割引のお客様は該当欄にチェックし、複数枚のお申し込みの場合は該当人数をお知らせください。また当日は年齢が証明できるもの(学生証、免許証等)をお持ち下さい。

チケット/申し込み

京都芸術センター
チケット窓口
電話:075-213-1000(10:00 – 22:00)
WEB:上記ボタンより受付

注意事項

会場は全席自由席です。

助成

国際交流基金アジアセンター、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業