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KAC Performing Arts Program 2013 / Music 『Emerge』
- Genre
- 音楽
- Category
- トーク/公演
- Date and time
- Wed, Mar 12, 2014
- place
- Kyoto Art Center
- Fees & Others
- 有料
- Business Segments
- 主催事業
ヴァイオリン2台が奏でる豊かな音色
- 日時
-
2014年3月12日 (水)
18:30 開場 19:00開演 - 会場
- 京都芸術センター
- 演奏
- Duo bel Sogno(デュオ ベル ソーニョ)
- 作曲
- 増田真結
- プログラム
- 「フルコト」
「オクシモロン」ほか - トークゲスト:山口茜(演出家/トリコ・Aプロデュース主宰)
- 「楽譜と脚本」をテーマに、普段はなかなか聞けない発想の源や、作品をともにつくりあげる奏者と役者との関係についてトークをします。
- フルコト
- 日本と西欧古来の音階を用いて構成され、2台のヴァイオリンが空間全体をつかって客席を移動しながら演奏します。移動しながら演奏することで、普段、正面から聞いている音とは聴こえ方が異なることが特徴です。
- オクシモロン
- 1ページで完結する14の小品で構成されています。オクシモロンとは、ギリシア語のoxys(鋭い)とmōros(愚かな)が合成された言葉で、〈急がば回れ〉〈永遠の一瞬〉など、両立しない言葉をわざと連結して表現される修辞法のことを指します。「日本の音」を出発点にしているそれぞれの小品が、ヴァイオリンによって演奏される一種のオクシモロンを体現します。
Duo bel Sogno(デュオ ベル ソーニョ)
中村公俊と仁美の兄妹によるヴァイオリンデュオ。伴奏を伴わないヴァイオリン2台だけの演奏が特筆すべき特色。2009年以来、年2回のデュオコンサートは、兄妹ならではの美しいハーモニー、息の合った緻密なアンサンブル、掛け合いの面白さを感じることができると好評を博している。従来取り上げられることの少なかった、古典から現代にいたるヴァイオリン二重奏曲のみでプログラムを組み、その美しさや楽しさを紹介しつつ、新作を委嘱し、新たな可能性にも挑戦している。2013年《第23回》青山音楽賞バロックザール賞受賞。世界初録音となるマルティヌーやオベールのデュオ曲を含んだCDを2014年5月に発売。bel Sognoとはイタリア語で“美しい夢”。
<中村公俊>
京都市立音楽高等学校を経て、京都市立芸術大学音楽学部卒業。同大学院器楽専攻修了。香西理子、片山晶子、岸邉百百雄、四方恭子の各氏に師事。栗東さきらジュニアオーケストラ・アカデミー講師。
<中村仁美>
同志社女子大学学芸学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。在学中、石村雅子賞を受賞。香西理子、片山晶子、亀田美佐子の各氏に師事。ヤマハPMS講師。
増田真結(ますだ・まゆ)
京都市立芸術大学卒業(音楽学部賞、京都音楽協会賞)、及び同大学院音楽研究科修士課程修了(大学院賞)。ドイツ・ブレーメン芸術大学へ交換留学。現在、同大学大学院音楽研究科博士(後期)課程に在学中。第10回東京国際室内楽コンクール第3位入賞、第23回現音作曲新人賞受賞、第15回及び第18回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門一般の部第2位入賞、第78回日本音楽コンクール作曲部門入選。ドイツSyke市における、音を使ったインスタレーションの展覧会 に作品を招待出品。神戸女学院大学、京都市立芸術大学非常勤講師。
山口茜(やまぐち・あかね)
1977年京都市生まれ。劇作家、演出家。龍谷大学国際文化学部非常勤講師。2003年第10回OMS戯曲賞大賞受賞。2007年若手演出家コンクール2006最優秀賞受賞。2007年から2009年、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてフィンランドに滞在。2012年文化庁芸術祭新人賞受賞。2013年龍谷奨励賞受賞。近作に、神戸アートビレッジセンタープロデュース『カルメン』(演出/小野寺修二、主演/片桐はいり)、瀬戸内国際芸術祭参加『人魚姫』(演出/小野寺修二、主演/南果歩)のテキスト、トリコ・A演劇公演2013『つきのないよる』の劇作、演出など。
主催
京都芸術センター
問合せ先
TEL:075-213-1000
FAX:075-213-1004
Email:info@kac.or.jp
料金
前売2,000円/当日2,500円
大学生以下1,500円(前売・当日共)※要学生証呈示
WEB予約
備考欄に、券種(「一般」または「学生」)を明記してください。
チケット/申し込み
京都芸術センター窓口10:00~20:00
チケットぴあ(Pコード:222-489)
助成
平成25年度劇場・音楽堂等活性化事業