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Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.

Genre
Art
Category
Others
Date and time
Fri, Oct 27, 2023 - Mon, Oct 30, 2023
place
Kyoto Art Center Multi-purpose Hall
Fees & Others
有料
Business Segments
主催事業
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
鬼丘鬼鏟《近古代臨摹》2018年 撮影:陳藝堂
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
李奧森 (ヴァル・リー)
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
王筑樺 (ワン・ジュファ)
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
吳立翔 (フライ・ウー)
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
梁俊文 (リャン・ジュンウェイ) Photo Credit:Chen Shao-Wei
Solo exhibition “Charting the Contours of Time,” by Ghost Mountain Ghost Shovel.
木村桃子

暗闇の中で他者を眼差す時、浮かび上がる歴史や風景とは?  台湾発。挑戦的かつ意欲的なパフォーマンス・インスタレーション作品を日本初公開!

山中suplex/Yamanaka Suplexと京都芸術センターは共同で、台北を拠点に活動するアーティストコレクティブ・鬼丘鬼鏟(ゴースト・マウンテン・ゴースト・ショベル)による個展「時間的臨摹(じかんのりんぼ)」を開催いたします。

鬼丘鬼鏟はこれまで、インスタレーションやサウンド、催眠術のようなレトリック、都市の暴力や政治的混乱、異常な状態の身体的記憶、歴史の再現、かつての宗主国だった日本の記号といった、詩的かつ多層的な上演空間に招き入れることを通して、刹那的な状況を構築する上演作品を演出してきました。
2018年に台北で発表され、日本初演となる本作《時間的臨摹》は、京都・清水寺にある「胎内めぐり」にインスピレーションを得た完全暗闇で遂行されるライブパフォーマンスです。日本近代化のなかで創設された小学校の元体操室(現京都芸術センターフリースペース)にて、鑑賞者は米国産の暗視ゴーグルを装着し、視覚的に制限された状況下で一方的に身体の動きを眼差すことになります。鬼丘鬼鏟の作品体験をきっかけに、「参加」や「心理的没頭」について、あるいは台湾と日本の歴史や、東アジア間での政治的関係といった議題に関心を持ってもらう機会となれば幸いです。

日時
2023年10月27日(金) – 10月30日(月)
11:02 / 12:15 / 13:32 / 15:15 / 16:32 /17:45
*各回入れ替え制
*上演時間30分程度
*10月30日の上演では、11:02 / 12:15 / 13:32 の回で映像撮影を、15:15 / 16:32 /17:45で写真撮影を実施します。

【下記の回は売り切れました】
[29日11:02], [29日17:45], [30日 11:02], [30日17:45]

会場
京都芸術センター フリースペース
定員
各回10名
キャスト・スタッフ
コンセプト:鬼丘鬼鏟 (ゴースト・マウンテン・ゴースト・ショベル)
演出:李奧森 (ヴァル・リー)
出演:王筑樺 (ワン・ジュファ)、吳立翔 (フライ・ウー)、梁俊文 (リャン・ジュンウェイ)、木村桃子
彫刻制作:木村桃子
受付・説明:井上和也、小坂浩之、林佩恩 (リム・ペイアン)

策展:堤拓也
舞台監督:十河陽平
音源制作:羅皓博 (ハウ・ルォー)
宣伝美術:見増勇介 (ym design)
制作:松田雅代、瀬藤朋 (京都芸術センター)

ご参加にあたっての注意事項
本展は暗闇空間を暗視ゴーグルを使って鑑賞する作品です。参加にあたっては、以下の注意事項をよくお読みください。不明な点や不安な点などございましたら、主催者までお問い合わせください。

・開始10分前には受付へお越しください。開演後はご入場できませんので、あらかじめご了承ください。
・暗視ゴーグル着用の都合上、コンタクトレンズの装用をおすすめしています。メガネをご利用の方はご予約時のアンケートに回答をお願いします。
・車いすなど介助が必要な場合は、ご予約時のアンケートにご回答をお願いします。
・安全にご鑑賞いただくため、歩きやすい靴でお越しください。
・会場内にはお手荷物を持ち込むことができません。受付に併設したクロークに予めお預けいただきます。

託児サービスについて
以下の日時・場所で事前予約制にて託児サービスを設置しています。
【京都芸術センター】
10月28日[土] 14:45–16:15
※15:15開演回(16:15頃終演予定)に合わせてご利用可能です。
予約方法:10月21日[土] までにsetou@kac.or.jpへ、氏名、人数、お子様の年齢を添えて申し込みください。

【ACK会場・国立京都国際会館】
10月27日[金]–30日[月]:詳細はこちら

鬼丘鬼鏟 (ゴースト・マウンテン・ゴースト・ショベル)

演出家兼アーティストであるヴァル・リーにより2008年に台北で設立されたアーティスト・コレクティヴ。アクションスクリプト、インスタレーション、サウンド、催眠術のようなレトリック、ミザンセーヌで構成されるライブアート形式へと観客を導く複合的な構造を利用しながら、夢のような手法で社会的な時間を構築する。鬼丘鬼鏟はこれまで、Haus der Kulturen der Welt (ドイツ、2023) 、Grand Palais (フランス、2023) 、台湾国立実験劇場 (2023) 、Taiwan Contemporary Cultural Lab (2023/2022) 、Vernacular Institute (メキシコ、2022) 、Forum des Images (フランス、2021) 、国立台湾美術館 (2021)、鳳甲美術館 (2021)、the Danish feminist initiative ARIEL (デンマーク、2020)などで展示を行っている。また、台北芸術祭 (2019-2022) 、光州ビエンナーレ (韓国、2021) 、台湾ビエンナーレ (2021) 、Urban Nomad Film Festival (台湾、2017) や、Month of Performance Art-Berlin (ドイツ、2011) へも参加。2019年には兵庫県にある城崎国際アートセンターに滞在し、地元市民とともにワークショップを実施した。
https://www.gmgscollective.com/

王筑樺 (ワン・ジュファ)

国立台北芸術大学ダンスパフォーマンス学科卒業。現在は、パフォーミングアーツの分野で活動している。近年では、演劇、ビジュアル・アート、パフォーマンスアートなど、多様な芸術分野のアーティストとコラボレーションを行っている。潜在的な意識が身体的なふるまいに先行して動きを生み出すことについて、さらに身体的なパフォーマンスがどのように身体に内在する体験を外在化させるのか、ということについて目下関心を持っている。このような探求をダンス作品にとどまらず、演劇や写真の分野でも行っている。

吳立翔 (フライ・ウー)

台湾を拠点に活動するパフォーマー。演劇、商業的な映像作品、ビデオアート、ビジュアルアート、パフォーマンスアート等、幅広い分野で活動している。特に、現代演劇での実践と領域横断的なコラボレーションを専門的に行っている。4年以上のトレーニングによりコンタクトインプロビゼーションと演劇に関わる専門性を高めると同時に、10年以上に渡り演劇の分野での活動を積み重ねてきた。ウーの身体性はとりわけ現代アート作品で卓越して発揮される。近年はビジュアルアーティストとの協働が増え、ビデオアーティストの蘇匯宇(Su Hui-Yu)とは長年協働している。多様なパフォーマンス領域において、言語と身体の間に横たわる独自の魅力を探求することに努めている。

梁俊文 (リャン・ジュンウェイ)

1990年生まれ。2013年から2019年まで台北小劇場学校とOZシアターカンパニーで研鑽を積み、フリーランスとして活動している。ダンスとパフォーマンスアートにおける身体的動きの活性化に関心を持つ。近年、Body Phase StudioやGuling Street Avant-garde Theatre(GLT)と協働しながら、ハンディキャップを持つアーティストによる、又はそのような文脈に関わるアート作品における身体的動きについて調査、研究をしている。また、2022年より、GLT Cultural Newsletter の編集者としても活動している。

木村桃子

1993年東京都生まれ。2019年武蔵野美術大学大学院修士課程美術専攻修了。
主に立体作品を制作。近年は光や時間などを物質を通して可視化することを作品内で試みている。最近の主な展覧会に個展「袋を積む」(東京、galerie H、2023)、「あたらしい場所」(広島、アートギャラリーミヤウチ、2023)などのほかパブリックアートワーク「水と木のリビング」(2019)を世田谷区玉川総合支所に設置。

主催

山中suplex/Yamanaka Suplex、京都芸術センター (公益財団法人京都市芸術文化協会)

共催

助成:公益財団法人 小笠原敏晶記念財団、公益財団法人アイスタイル芸術スポーツ振興財団、Art Collaboration Kyoto 実行委員会、台北市文化局
Co-program 2023カテゴリーA「共同制作 (公演事業)」採択企画

URL

https://www.yamanakasuplex.com/news/398052

問合せ先

メールアドレス:yamanaka.suplex@gmail.com (山中suplex)
電話番号:075-213-1000 (京都芸術センター)

料金

一般1,000円/高大生500円/中学生以下無料
※学生料金でお申込みの方は、在籍を証明する書類 (学生証など) をご来場の際にお持ちください。
※​​12歳未満の方は、必ず18歳以上の引率者が同伴でのご来場をお願いします。
※未就学児の方はご鑑賞いただけません。
※小さなお子様がいらっしゃる方には、京都芸術センター、ACKに設置する託児サービスをご案内しております。詳しくは上記の「託児サービスについて」をご覧ください。

チケット/申し込み

各開催日のリンク先より参加回を選択し、ご予約・事前決済をお願いいたします。
【10月27日開催分】https://t.livepocket.jp/e/gmgs-1027–
【10月28日開催分】https://t.livepocket.jp/e/gmgs-1028–
【10月29日開催分】https://t.livepocket.jp/e/gmgs-1029–
【10月30日開催分】https://t.livepocket.jp/e/gmgs-1030–
※ご予約後の変更・キャンセルはできません。